2025年 総括

年末なので今年の総括を行う。

年の始まりに掲げた抱負は次の4つ。結婚すること、子供を授かること、興味のあることを実際にやってみること、そして仕事を継続すること。

7月某日、婚姻届を提出し、入籍した。

私と妻は、いわゆる相性抜群の組み合わせではない。趣味も性格も正反対と言ってよく、価値観の違いに疲れる場面を何度も経験してきた。

付き合っていた頃から、そして入籍後も、衝突は決して少なくない。些細なことから深刻なものまで、価値観の違いが顕在化するたびに言い争いを繰り返してきた。

ただ最近は、違いがあるからこそ成立する関係でも悪くはないのではないかと考えることもある。パズルやテトリスのブロックのように、凹凸が噛み合うことで初めて完成する形があるのかもしれない。

結婚はゴールではなくスタートだという陳腐な言葉を、いたるところで耳にする。

それでも、一つの節目を迎えられた事実であることは間違いない。ここまで辿り着いた自分自身を、素直に褒めてあげてもよいのではないかと思っている。

残念ながら子供を授かるという目標については、今年中に実現することはできなかった。そのための行動はしていたが、努力すれば必ず報われるというものではない。

今年に入ってから、意識的に外出や挑戦の機会を増やしてきた。

時間がないとか、お金が勿体ないという理由は、多くの場合ただの言い訳で、大げさかもしれないが、勇気さえ出せば始められることは想像以上に多かった。

しかし夏になり、暑さが厳しくなるにつれて、行動量は目に見えて落ちていった。体力と気力が奪われ、春先までの勢いは徐々に失速していった。

暑さが和らいだ頃、今度は住宅購入という大きな活動が動き出した。思いつきに近いきっかけだったが、その後の展開は想像以上に急だった。

下調べ、内見、現地見学、購入手続き、移転準備と、やるべきことは膨大だった。次から次へと住宅購入にかかるタスクが舞い込んできて、あっという間に数カ月が過ぎ去っていった。

年内ぎりぎりまで準備に追われ、忙しない日々が続いたが、その甲斐あって残すは年明けすぐの引っ越しのみというところまでこぎつけた。

結果として、ほぼ理想通りの住宅を購入することができた。点数を付けるなら99点と言って差し支えない。

2025年が始まった時点では、住宅購入する気などまったくなかった。今年の中では結婚以上に印象深い出来事になった。

仕事の面では、年初に厄介なタスクを抱え、大きなプレッシャーを感じていた。それでも辞めずに継続でき、乗り越えたことで一段成長できたと思う。

生成AIの本格導入により、業務負担は確実に軽減された。その一方で、ITエンジニアという職業自体の将来性には、不安を覚える場面が増えてきている。

今年は「結婚」と「住宅購入」という二大ライフイベントを達成した一年になった。

数年前から急ぎ足で駆け上がってきたライフステージという階段は、ようやく頂上付近が見えてきたように思う。

現代社会に生を受けた人間として、ようやく真っ当な人生を歩んでいけそうな目処が立ってきた。

次の一年がラストスパートになるかもしれない。