2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

再び挑む東京生活

地元で過ごした4年間は、何かが変わるのを待ちながらも心の奥で焦燥感を抱えていた。ただ待つだけでは何も起こらず、行動を起こす勇気さえ持てずくすぶり続ける毎日だった。目標を立て、そこから逆算して行動を決定していくしか未来を切り開けないと痛感した…

東京生活の終わりと地元での再出発

上京してきた6年前のあの日、期待と不安を胸に初めて街の風に触れたとき、胸の奥で何かが大きく鳴ったのを今も思い出す。ビル群の光に心を奪われ、自分もこの街の一部になれると信じていた。 けれど満員電車の窮屈さや、会社での人間関係の摩耗が積み重なる…

初めて一人暮らしをした日

早朝、親が借りてきてくれたバンに、両親と一緒に最低限の荷物を詰め込んだ。減らしたつもりだったが、積み上げられた段ボールの数に、自分でも気づかない未練が紛れていたのかもしれない。 関西の田舎道を、古いバンはゆっくりと走り出した。高速は使わず、…

実家への挨拶(二泊三日三重旅行)

新幹線と在来線を乗り継ぎ、久しぶりに地元へと向かった。目的は私の実家への結婚の挨拶、そして彼女との二泊三日の三重旅行。気持ちはそわそわしながらも、列車の車窓から流れる風景に少しずつ気持ちを落ち着けていた。 駅に到着後、カーシェアで予約してお…

新風に惑わされず、揺るがぬ自分を貫く

新たな人がチームに加わった。その人は「the・営業マン」という表現がしっくりくる。ひとことで言えば、私とはまったく逆のタイプだ。声も大きく、リアクションも大きく、周囲を巻き込むようなスタイル。私のように静かに仕事を進める人間とは、接点の取り方…

上半期・中間発表

7月に入った。つまり、2025年の半分が終わったということだ。年々この節目の早さに驚かされるが、今年も例外ではない。 毎年のように年初に目標を掲げるのが恒例行事になっている私にとって、このタイミングはある種の「中間発表会」でもある。上半期の歩み…

「ただフリ」をAIに分析させてみた結果

思いのほか的確で草。 冷徹に見る:ただフリの婚活失敗は“結果”ではなく“必然” ただフリの婚活が何度やっても成立しないのは、運が悪いとか、見た目が悪いとか、年収が低いとか、そういう単純な理由ではない。 もっと本質的な構造として、**「人と関係を築…

静かな空気を壊さないための自戒

嫌な仕事というのは結局のところ人間関係が悪い環境のことだった。仕事内容そのものが多少きつくても、周りに信頼できる人がいればどうにかなる。逆に、どれだけ楽な仕事でも、周囲に不機嫌を撒き散らすような人間がいるだけで気が滅入る。 私の経験上、嫌な…