今現在参画している案件は3月末で終了となる。
4月からの案件は既に決まっているが、今回の案件探しはなかなかに大変だった。
私は案件を探すときに「フルリモート必須」という条件をつけている。
しかしエージェントによればフルリモート案件はどんどん減ってきており、大多数の応募者も私と同じようにフルリモートを希望しているので、フルリモート案件の取り合いになっていると。
現在の案件と一つ前の案件では案件を探し始めてすぐに商談依頼がきて一社目で早々に決めることができた。
今回は合計で四社と商談を行った。まず商談に繋がる割合が減ってきていると感じたし、商談をしても手応えを感じなかった。
四社のうちオファーをくれたのは二社。実はもう一社商談を予定していたがオファー受託したのでキャンセルにしてもらった。
商談では自分の経歴をアピールする時間があるんだが、私は口下手なのであらかじめ話すことを文章にしてあり商談の場ではそれを読めばいいようにしてある。
しかし明らかにカンペを用意してそれを朗読しているような調子だとあまり印象が良くないのではないかと思った。
それから全体を通してはきはきと喋ったり返事をして覇気があるように見せるのが重要だと思った。
オファーをいただけなかった二社の商談ではこれらが実践できていなかった。
これではいけないと思い改善した残り二社の商談ではあっさりとオファーをもらうことができた。
本来の覇気のない平坦なテンションは参画してから徐々に出していけばいい。
参画した後もずっと無理してテンションあげあげでいようとすると疲弊してしまう。
まずはオファーをもらうのが最重要。案件を獲得できればこっちのもの。
企業としても何が何でも覇気のある人材が欲しいというわけではなく、参画してからはとにかく望んだ成果を出してくれる人材でさえあれば重要視されるものでもないだろう。
まとめると、経歴の説明ではカンペは用意するがいかにも朗読している感じは出さず、ある程度アドリブなども交えて柔軟に話すこと。
全体を通して覇気のある感じを出す。具体的には返事はこまめにはっきりと、語尾は濁さずはっきりと言い切ることを心がける。
これを意識して実践するだけでオファーの可能性が高まるのであれば楽なもんだ。
あとエージェントに言われたのは、フルリモート案件が人気になっており買い手市場になっているので、買い手側からの要求レベルが上がっているということ。
バックエンド開発だけができても渋られるケースが多くなっており、それ+フロントエンド開発やインフラの設計ができる必要があると。
私はもともとフルスタックエンジニアになることを目標にしていたが、ますますフルスタックエンジニアになることが急がれることになる。
フロントエンド開発は個人開発でやっているとはいえ業務経験としてはなく、インフラは業務でAWSを触った経験はあるがあくまで基本的なことに過ぎないのでスキルがあるとは言えない。
4月から参画予定の案件では特にAWSをがっつり触ってもらうということを言われている。
商談のときに目標はフルスタックエンジニアであるということを言ったら先方に高く評価していただき、「ぜひとも育てたい」とまで言ってもらえた。
実際に参画してみるまで本当かどうかはわからないが、私の立場としては愚直に信じるしかない。
今回の案件でインフラの経験をしっかりと積み、チャンスが有ればフロントエンド開発にも携わり、バックエンド開発に付加したアピール材料を作っておきたい。
いよいよ案件探しが難しくなってきた感じがあるのでここらで自分の尻を叩きスキルの底上げを図る必要がある。
一度フルリモートを経験してしまうと二度と出社には戻りたくない。
スキルのないエンジニアにはフルリモート案件は回ってこない。
フルリモートでもいいのでぜひともうちに来てくれと言われるような人材になるべく頑張る。