今年も残すところあと1ヶ月。
今年の振り返りはもう少し先にやるとして、なんとなく記事が書きたくなったので思うまま書き殴ってみる。
私はちょうど去年の今頃から今年の春先までマッチングアプリを使って婚活をしていた。
マチアプを使った婚活については一家言あるくらいには精通しているつもり。
当時からYouTubeで見るのは婚活系の動画が多くなっていった。
婚活をしているときは、同じく婚活をしている人の動画を見て共感したり勉強したりしていた。
今はもうマチアプはしていないが、婚活系の動画は今でも見続けている。
婚活系YouTuberのただフリは最近マイホームを買ったようだが、相変わらず婚活のほうはあまりうまくいっていないようだ。
地元の青森に戻ってから初めてマチアプで知り合った女性と会うことができたらしいが、案の定1回会っただけで完全終了した模様。
本人は自分の仕事が底辺であることが原因だと疑っていない様子。
原因はそれだけでなく、一番はコミュニケーション能力の低さではないかと思う。
彼はいつも自分のことしか頭にない。
マチアプで初めて会ったとき、普通は相手にいろいろと質問して相手のことを知ろうとする。その過程で仲が深まっていく。
基本的に自分のことは相手から質問されたときに質問されたことだけを答えればいい。
ただフリは自己アピールすることに必死で相手のことを知ろうとしていない。
半分以上ネタだろうが、彼が相手の女性のために自作の曲を歌うと言ったとき、私はてっきり女性を想う新曲を作りそれを歌うのかと思った。
しかし彼が歌ったのは、彼が東京にいた頃のありのままを歌詞にしただけの曲だった。
確かに自作した曲を歌うというのは誰にでもできることではない。
歌詞や歌唱はお世辞にも上手とは言えないが、メロディはなかなかいいし熱意は伝わってくる。
もしちゃんとした場面、ちゃんとした方法、ちゃんとした選曲で女性に歌を捧げることができれば大きなアピールポイントとなるかもしれない。
今回彼は相手が見ているかもわからない追いメッセージで、YouTubeという媒体に載せ、自分のことに終始する曲を歌った。
「女性のために曲を歌う」ということ以外すべてが間違っている。
マチアプのプロフを偽ることで奇跡的に一人の女性と会うことはできても、ただフリから発せられる負のオーラにあてられた女性は彼と二度と会おうとは思わない。
おそらく顔を合わせたその瞬間に「あ、この男はないな」と思われたことだろう。
卑屈そうに背中を丸め、ぎこちない愛想笑いで挨拶をするただフリ。帰りたい気持ちをぐっとこらえ、愛想よく返事をする相手の女性。
唐突にプロフを偽っていたことをカミングアウトし、自分は夢追い人であることをアピールするただフリ。思わずフリーズし言葉を発することができない女性。
プロフを偽っていたことは棚に上げ、正直に話し誠実さをアピールしたつもりのただフリ。
本当はLINE交換したいのに断られるのが恐くて聞けずに解散となり、潔く男らしい自分をアピールしたつもりのただフリ。
解散後にお礼と次のお誘いのメッセージを送るも、案の定やんわりと断られ凹むただフリ。
「わかりました、諦めます」などと未練たらたらな返信をした翌朝にはもう心変わりし追いメッセージをするただフリ。
その後も何度か追いメッセージを送り女性に迷惑をかけるただフリ。曰く「ブロックされるまでは諦めない」
最後に自身がただフリという名義でYouTube活動をしていることを明かし、女性に動画を見るよう促すただフリ。
ついにブロックされ完全終了するただフリ。
まだたった一人にフラれただけだ。
十人くらいと会えば運命の人と巡り会えるかもしれない。
一人と会うのに3年かかってるから、十人と会うのに30年かかる計算になる。
その頃にはただフリも70歳。家のローンも返し終わってる頃だろう。