不安を感じるのは未知に向かって前進しているから

メイン案件は昨日が最終日だった。

既に残タスクはすべてこなしたか引き継ぎ終わっているので、昨日はまさに平穏そのものの一日だった。

会社を辞めるときや案件が終了するときの解放感といったら筆舌に尽くしがたいものがある。

フリーランスになってからは仕事が嫌だと思うことはほとんどなく、会社員時代と比べて圧倒的に伸び伸びと仕事ができているが、それでもやっぱり仕事をしなくてよくなるという喜びはなくならない。

たとえ2週間という束の間の休息であっても、普通に会社員をしていたらなかなか得られないだろう。

明日から10月だ。今年ももう残り3ヶ月ということになる。

夏の暑さが落ち着いてきた今の時期になると毎年思うことだが、もう一年の4分の3が終わってしまった事実に驚かされる。

私は一年の中で今の時期が一番好きかもしれない。

暑さが大の苦手なので夏が終わったことの喜びがあり、寒いなか温かいこたつやお風呂にゆっくり入っているときの心地よさがあり、そして「もう一年も終わりだなぁ」と独りごち物悲しい気持ちになることができる。

気づけば夏の暑さが落ち着いていて、それを実感した頃にはもう冬の寒さが迫っている。

来年から始まる新NISAについてどうするかそろそろちゃんと決めないといけない。

新NISAがどういうものかとか、資金をどう投入していくかということはなんとなく決めている。

しかし現在のつみたてNISAをどう売っていくかということは決めあぐねている。

それとは別に特定口座でも買い付けているので、それらはどうすればいいのか。

そう遠くない未来に同棲や結婚、出産が控えていることを踏まえて総合的に考えていく必要がある。

相手があるイベントな以上、自分ひとりでああだこうだ考えていても仕方ない。

楽しみな半面、少なからず不安もある。

不安を感じるのは未知に向かって前進しているからだ。

現状に甘んじて同じことだけをしていれば不安を感じることもない。