メキシコが人材派遣を原則禁止に

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羨ましい...

初めてメキシコが羨ましいと思った。

記事を読むとどうやらメキシコは日本以上に人材派遣会社の社員に対する社会保障などが手薄い状況にあったようで、それが一気に是正されるということになる。

日本はメキシコほど派遣社員の待遇が悪いというわけではないが、なんと言っても人材派遣会社の数が圧倒的に多いことを考えると、メキシコ同様、法律で禁止、あるいは最低限是正がなされなければならない。

人材派遣会社はなんと言っても「楽して設けられる」事業形態だから誰もがこぞってやりたがる。

誰しもが搾取する側に回って、自分以外の誰かが不幸になっても自分さえ良ければ自分さえ設けられれば良しとする。

人をあっちからこっちへ派遣させるだけでお金を稼ぐというのは、なんのスキルもいらないしその割に実入りがいいのだろう。

派遣される側は何らかのスキルを持っており、それが国力へと繋がっているが、人材派遣会社の社員は国力につながるほどのスキルを有しているのだろうか。

人材派遣会社が増えれば増えるほど日本という国は加速度的に国際競争力を失っていく。

最近よくネット上で日本の衰退を嘆くような声が聞こえるが、それはこの状況を鑑みるに至極当たり前のことではないかと思う。

私自身は日本の衰退だとかそんな大きなことははっきり言ってどうでもいいと思っているが、自分の取り巻く環境は変化してほしいと思っている。

9/1から発足したデジタル庁だとかいうのは、マイナンバーカードの活用だとかそっちのほうに尽力するらしいので期待できない。