やっぱりなという感じ。
ファイザーもモデルナも同じ病気に対するワクチンなんだからその製造過程も輸送方式も保管方法も似通ったものになるはずで、だったらモデルナ製ワクチンだけに異物が混入していたということに少し違和感を持っていた。
しかしモデルナで見つかった異物は金属片だったのに対して今回ファイザーで見つかった異物はゴム片だという。
ファイザーの見解では注射針をワクチンの入った容器に挿した際に蓋のゴム片が削れたのではないかということらしい。
モデルナで見つかった異物の中にもゴム片があり、それはファイザーと同じ原理でワクチンの中に混入してしまったのだと考えられる。
ワクチンの保存容器がどんなものか知らないが、蓋がゴム片になっていてそこに注射針を挿してワクチンを吸い上げるというような使い方ならば筋は通っている。
しかし金属片はそのような方法で混入したとは考えられない。
モデルナで異物が見つかったロットは公開されているのに対して今回ファイザーで見つかったワクチンのロット番号は公表されていないのはなんでなのか。
まあ公開されていたからと行って、そしてそのロットの該当していたからと行って何をどうすることもできないが、知れることなら知っておきたい。
イスラエルやアメリカでは既に3回目のワクチン接種が進んでいるという。
それらの国では2回目接種の中和抗体が出来上がってから8ヶ月後に3回目を打っているらしい。
私は10月頃に中和抗体ができる予定だが、そうなると来年の5月頃に3回目のワクチン接種があることになる。
実際のところ2回の摂取では効果が弱まるという報告もある。
3回目の接種の話が早くも出てきているが、日本ではまだ1回目の接種すらまだという人が数多くいる。
反ワクチンを掲げ自ら摂取することを拒んでいるわけではなく、できれば打ちたいが予約を取ることができないという人が大多数。
英国製のアストラゼネカ製ワクチンは1回目接種から8週間も開けてから2回目を打つ必要がある。
ファイザー3週間、モデルナ4週間に比べて2倍以上の時間がかかることになる。
1回目にアストラゼネカを打った人が増えてくるとますます3回目接種への道のりが長くなる。
そこで1回目アストラゼネカを打った人は2回目はファイザーあるいはモデルナを打つことができれば、2回目接種までに8週間もあける必要はなくなる。
これはあくまで1回目アストラゼネカの場合であり、1回目ファイザーあるいはモデルナの場合は2回目も1回目と同じワクチンを打つのはこれまでと変わらない。
ファイザーに比べてモデルナは2回目接種後の副反応が大変だったという人が多く、3回目接種でまた同じ苦しみを味わわなければならないのかという懸念の声もある。
いまはまだ手探りな部分も多く、3回目がどうのという話をしているが、将来的には恒常的に打たなければならないという話になるのかもしれない。