先日前の会社の後輩の誕生日だったのでお祝いメッセージを送った。
それで久しぶりに後輩とやり取りしていたんだけど、後輩は27歳になったとのことだった。
後輩と初めて会ったのは後輩が新卒のときだったような気がするが、もういつの間にか二重代後半で着々とおっさんになっていることに驚いた。
後輩がそれだけおっさんに近づいているということは、私はおっさんになってそれだけ経つということ。
新卒の子がおっさんになるだけの間おっさんをやっているんだ、もう。
私は結婚もしてないし子供もいるわけない。
おまけに働いてもない。結婚して子供もいる同級生や先輩は「いつまでも子供の感覚」とは言うが、私のように社会的ステータスを何も持っていないものこそが心のアダルトチルドレンだ。
まっとうな社会人のくせにアダルトチルドレンぶるな。
後輩は会社をやめて約1年だがまだ働いていないらしい。
私も働いていないので「働け」とは言えないが、話を聞いていると後輩からは「いつでも就職できるし」みたいな余裕が感じられる。
少しでも心象を良くするために勉強くらいはしておいたほうがいいと偉そうにアドバイスしても、「そうですねぇ」みたいに軽く流される。
本当に勉強したほうがいいとは思っているみたいだが、やる気がそれに勝らないので始める気はなさそう。
後輩の人生なのでとやかくいう気はない。
後輩より私のほうがよっぽど悲惨な状況なので後輩にアドバイスしている場合ではない。
私は基本的に来る者拒まずだが、自分の境遇が惨めすぎて未来ある若者とは距離をおいたほうがいいかもしれない。