バスのヲタ席が使えない理由

月に2回ほど渋谷に行って漢方薬局やらクリニックに行っている。

先日渋谷に行くのに初めてバスを使った。

バスは乗り方がよくわからないという理由でそれまで殆ど乗ったことがなかったが、いろいろ調べてドキドキしながら乗ってみて大したことないとわかった。

スマホにパスもを入れているので毎回現金ちょうどを用意する必要なし、チャージもかんたんなのでらくらく。

バスに乗っていて気づいたのが、運転席の後ろの席とその反対側の隣。

最前列の席で位置が少し高くなっている席が紐のようなもので仕切られていて座れないようになっていた。

最前列で座席位置も高いため自分がバスを運転しているような気持ちになる。

バスはただの移動手段だと捉えている人が大半だと思うが、中にはバスそれ自体が自分の趣味嗜好担っている人もいる。

そういう人たちがその最前列の席によく座るからいわゆるヲタ席と呼ばれている。

私は車がすきなのでバスはどうでもいいが運転しているような気持ちになれるヲタ席は好きだった。

空いてればぜひ座りたいところだったが、今は座れないようになっている。

バス会社にメールで問い合わせたところ回答があった。

なんでも運転手との距離を保つために運転手に一番近い席のご利用はご遠慮いただいていますとのことだった。

正直そんなことで感染を防げるわけはないと思う。

少し距離を保ったところでバスという密閉空間にもし感染者がいたらたちまち運転手含めて全員感染すること間違いなし。

私がバスに乗る時間は通勤時間帯からずらしているので込具合はそこそこだったが、もっと混んでいる時間帯だとひとつの座席を制限することすらスペースの無駄になってしまうのではないか。

実際そういう指摘があったのかもしれないが、バス会社の人の回答では通勤時間帯のヲタ席の利用は検討中です。といっていた。

私としては別にいいんだが、ヲタ席も座れたら座りたいという程度だし。

通勤時間帯に利用している人の中には怒って問い合わせてくる人もいるんだろうなと思った。