ゴールデンウィーク前に起きた事件で大々的にニュースになっているので知っている人も多いはず。
マンションの3階に住む女子大生がその階下に住む中年男性にベランダから侵入され首などを刺されて殺された。
中年男性はその後またベランダから階下の自室へ戻りそこで火を放って自殺した。
中年男性の死因は焼死ではなく一酸化炭素中毒による窒息死。
ニュース映像では現場となったマンションの向かいにある建物から誰かが撮影した映像が使われている。
３階と２階のベランダは縄梯子のようなものがかけられ、２階からは轟々と火の手が上がっている。
ベランダから外へ噴出する火を見ると中の人間はまず助からないだろうと直観できるほど日の勢いは凄まじい。
この事件については女子大生の騒音が原因だとか、中年男性の精神病が原因だとかいろいろ言われている。
女子大生の知人の証言では恨まれるような人間ではなかったとか（そう言うしかないだろう）、女子大生の斜め下（中年男性の隣）の住民の証言では騒音などはなかったとのことだが。
斜め下と真下では全く違うので本当のところはどうなのかわからない。
中年男性は大阪府吹田市に本社を構える会社の派遣社員だったとかで、こちらもいわゆる「無敵の人」であった可能性が高く、どうなのかわからない。
この事件はニュースで住所を○丁目まで出ているし、ニュース映像を見ればどこなのかが一目瞭然なので、悪趣味ではあるがGoogleマップで現場を訪れてみたりもした。
私は騒音などは出していないつもりだが、下の人にどう思われているかはわからない。
ひょっとしたら今にも爆発しそうなほど怒り狂っており、明日にでも乗り込まれる可能性もあるかもしれない。
隣の部屋はおそらく女が住んでいる。これは扉の開閉オンとそれに続くヒールのコツコツした音がたまに聞こえるのでまず間違いない。
この女は本当に生活しているのかと言うほど静か。ごくたまに硬いものを床に落とす音が聞こえるがそれでやっと生存していることがわかる。
反対の隣は1年前くらいまでは若い男が住んでいたようで、そのときはたまにうるさいともがあったが今はまったく音がしないので、反省したのか引っ越したのかもしれない。
上の部屋は誰が住んでいるかは知らないが2年前くらいに引っ越してきたばかりの頃は深夜に音を出すことがあったが今ではまったくない。
今の時期は暑いので窓を網戸にして開けているが、たまにどこかから男の馬鹿そうな笑い声がかすかに聞こえてくる。
声の感じからして隣接している部屋というわけではなさそうで、2〜４部屋くらい離れたところだと思う。
笑い声以外に誰かと話す声は聞こえてこないのでおそらくテレビかネットを見て笑い声をあげているんだろう。
テレビの音は聞こえないから男の声が大きいのかテレビの音が小さいのか、あるいはネットのどれか。
気になる騒音といえばそれくらい。私が誰かに迷惑をかけていなければ比較的静かなマンションだと思う。
