隔週の漢方薬局へ行ってきた。
外は天気が良く空気も冷たくなかったのでもう冬は完全に過ぎ春が訪れたんだなぁと思った。
私は寒さには強いが暑さには弱いので、いつもどおりの冬の装い、と言っても普通の人に比べたらだいぶ薄着で出かけたら若干暑いくらいだった。汗をかくほどではなかったがマスクをしていたら顔周辺が熱くなった。
これで花粉さえ飛んでいなければ絶好の散歩日和だったのに。日光を浴びるのは嫌いじゃないので気持ちよかったろうに。
漢方薬局ではいつもの問診をしてもらった。
その中で舌の状態を見られたりお腹のあたりを触診された結果、どうやら私は水分の循環がうまくいっていないらしい。
水分の循環がうまくいっていないと舌が白くなる。確かに鏡で見てみたら白かった。
私は1日2回歯磨きをし、そのときに舌磨きもしている。そうすると口の中がすっきりして気持ちがいいから。逆にしないと気持ち悪くなる。
しかし水分循環の不順からくる舌の白さは舌磨きではとれないらしい。正確に言うと舌磨きをした直後は一時的にすっきりするが、時間が経てばまた白くなる。朝起きたときや食事後、夜寝る前にも舌の状態は変化する。
内臓が冷えるのもだめらしい。内臓、特に胃や腸などの消化器官が冷えていると便の状態が悪くなる。
それらを改善する成分を煎じ薬として処方してもらった。
そういえば飲み物として真水を飲むのはよくないらしい。なんでも真水はミネラルがまったく含まれていなく、汗は水分とミネラルが出るので真水だけ飲んでいるとミネラル不足に陥ると。
そうすると水分補給しているにも関わらず熱中症になってしまうとのこと。ちゃんと水を飲んでいるから大丈夫と思っていても、それが真水でミネラルが摂取できていないとまったく意味がない。
今はドラッグストアで買ったはとむぎ茶を飲むことが多いが、食事の時など冷蔵庫で冷やした水を飲んでいる。これは水道水だがフィルターを介しているのでカルキなどは抜けているはずだが、ミネラルも含まれていないかもしれないので飲まないほうが良さげ。
これからは飲み物ははとむぎ茶だけにしよう。はとむぎは肌の新陳代謝にもいいらしいから。
漢方薬局へ通うようになって、そして漢方薬を飲むようになってから肌の調子は良くなっていると思う。寒いところから温かいところへ入ったときに、熱がカーっと上がってのぼせるという冷えのぼせの症状も最近はなくなった。
最近は特に足先が熱いくらいで、こたつにしばらく入っていると足が熱くなってくるので、そうなるとこたつを切って足を出していても全然平気。冬(春先)なのに。
漢方薬に対しては少し前までその効果については半信半疑だった。最初はさらにもすがるつもりで、猫の手を借りるくらいのつもりで漢方薬局へ行ったのだった。
今は漢方薬が手放せない状態にまでなっている。飲むのをやめると再発するんじゃないかと思えて恐怖ですらある。
もうしばらく続けてみる。