パンの耳でラスクを作った。
フライパンに油を引きパンの耳を軽く炒めてほんのり焦げ目がついたら砂糖を入れてさらに炒め砂糖が固まりパンの耳をコーティングしたら完成。
非常に簡単に作れるにもかかわらずかなり美味しい。
私はこのパンの耳ラスクを食べるために食パンを買っていると言っても過言ではない。
実際、パンの耳だけで売っているのなら迷うことなくそれを買う。パンの耳だけなら安く大量に買えるだろうが売っているところを見たことがない。
貧乏体験記みたいな漫画で、パン屋でパンの耳を無料でわけてもらうということをしていた記憶があるが、現実にはお目にかかったことがない。
東京に越してきてから行っているスーパーにはないが、地元のスーパーには店内の一角にパン屋が併設されていた。ああいうところに行けばもしかしたらもらえるのかもしれない。
サンドイッチなど食パンから耳を削ぎ落として作っているパンの副産物としてパンの耳が大量に生産されるはず。もしそれらを廃棄しているだけなのであれば欲しい。
でも自分から「パンの耳余ってますか？」などと聞くのはさすがに躊躇われる。
ただでとは言わない。いくらかならお金だって払う心づもりだってある。
またパンの耳ラスクが食べたいがために食パンを買い、それほど食べたくもないサンドイッチを作る必要がある。
調べたら結構パンの耳を無料でわけてもらえたり格安で売ってくれるパン屋があるらしい。
自宅近くにもいくつかパン屋があるので、聞いてみるのもいいかもしれない。
その際は「パンの耳ありますか？」と聞くのではなく「パンの耳売ってますか？」と聞いたほうが角が立たない。
前者だとただで貰いに来た感満載で心証が悪い。後者だったら対価を支払うつもりがあるのだと伝えることができる。
廃棄して無駄になっていたものに対して需要が発生するのだから、パン屋も無碍にはしないだろう。
