緊急事態宣言が再度発令されるという情報を受けて、都内を中心にスーパーでは既に買占めによる品薄が発生している模様。
Twitterでは空になった陳列棚の画像つきで買い占めが始まっている内容の書き込みが続々と上がっている。
私は今年に入ってまだ一度もスーパーに行ってないので近所のスーパーがどういう状況になっているのかは知らないが、昨年5月頃に初めての緊急事態宣言がなされた際、一部の商品が何日間も品薄だったことを鑑みると今回も同様のことになっている可能性が高い。
前回はトイレットペーパーや乾麺類を始めとした日持ちのする食料品の品薄が目立った。
袋麺大好きな私は買えなくなって悲しい気持ちになったが、所詮食料のひとつなので乾麺をしばらく我慢すればいいだけ。
しかしトイレットペーパーはないと困る。
トイレットペーパーが変えないからと言ってコンビニなどのトイレからトイレットペーパーを盗む人すらいた。
百歩譲って日持ちのする食料品を買い溜めたい気持ちはわかる。
しかしトイレットペーパーに至っては、中国国内のトイレットペーパー生産工場が稼働停止するので、トイレットペーパーを中国から輸入している日本でもその影響を受けるからというネット上のデマが原因だというから救いようがない。
実際には国内のトイレットペーパーの約99%は国内生産なので中国の工場停止による影響はないとのことだった。
そのとき私は東日本大震災のときのことを引き合いに出し、どうせ今回もすぐに品薄は解消されると高をくくっていた。
しかし品薄状態は思ったより長く続いた。東日本大震災のときのようにインフラに物理的なダメージがあったわけでもないのに。
救いの手を差し伸べてくれたのは実家にいる両親だった。
心配して連絡してきてくれ、必要なものはないかと言ってくれた。
私はスーパーで品薄状態が続いていること、直近でトイレットペーパーがなくなりそうだが手に入れる目処が立ってないことを伝えた。
数日後、トイレットペーパーや食料などがどっさりと詰まった物資が実家から送られてきた。
私の地元の田舎でも少しの間品薄状態になっていたものの数日で解消されたとのことだった。
今回も仮に近所のスーパーで品薄になっていたとしても、両親に言えばやっぱり物資は送ってくれるだろう。
だからそれほど心配はしていない。
しかし前回のことから一年も経っていないというのにまた同じようなことが起こるなんて、本当に嘆かわしい。