知り合いから紹介してもらった人の公式サイトを作るという仕事の状況。
今年の5月頃から何度かやり取りしていて、いくつか試作ページを作ってみたりもした。
しかしなかなかお眼鏡にかなうものが作れていない。
8月頃にこのクライアントが東京に来るというので、近況報告なども兼ねてカフェで軽く打ち合わせなどをした。
その後も何度かメールでやり取りをしていたが、10月初め頃を最後に進展は停まった。
ステータスとしては先方の確認待ちということになっている。
しかしいくら忙しいと言っても2ヶ月もまったく時間が捕れないということはないだろう。
そもそも最後の連絡では「来週、返事します」と言っていたのだから、その約束は守られていないということになる。
毎回「お返事遅れて申し訳ない!」と言ってくることから分かる通り、はじめの頃からこんな調子。
今現在ですでに2ヶ月経っている今回はなんと言って釈明するつもりなのだろう。
いくらクライアントとはいえ、自分の発言にすら責任を持てないのは人として何か間違っている気がしてならない。
自分が仕事を受ける側だとして、先方が約束をまったく守らない人物だったらどう思うのか。
百歩譲って若い時分なら致し方ない気持ちもあるが、あなたはそうではないだろうと言いたい。
私の作った試作ページがなかなか思ったものではなかったから、愛想を尽かしかけているのかもしれないとも考える。
それは申し訳ない。
しかし、なるべく理想に近づけようとクライアントにヒアリングしているものの、先方から返事が帰ってこないのだからどうしようもない。
いったいどうすればいいんだろう。
私はできる限りのことはしているつもりだった。
落ち度がどちらかにあるかと問われれば、相手方だと答えざるを得ない。
不運だったと思って諦めるしかないのだろうか。
催促をするのはもう何度目だろう。
仕事を受けている立場からの催促ほど気を使うものはない。
明らかに気分は害しているわけだが、それを匂わすわけには行かず、あくまで低姿勢で行く必要がある。
だから仕事は嫌いなんだ。