いつの間にかこんなにも不要なものが溢れている部屋になっている

先日ひさしぶりに連絡してきた後輩がうちに遊びに行くと言ってきた。

別の後輩も落ち着いたらうちに遊びに行くと言っていたものの、このご時世なのでいまのところその機会は訪れていない。

この後輩は会社を辞めて実家のある関西に住んでいるので、東京に来るのは抵抗があることだろう。

しかし、今回連絡をくれた後輩は東京に引っ越すことが決まっている。

関西にいる後輩より、本当にうちに来る可能性は高そうだ。

今、部屋の中を見渡してみる。

散らかしっぱなしの衣類や溜まった埃はすぐにどうとでもなるからいいとして。

問題は部屋の一角を占めるダンボール類。

ダンボールの数は7箱。

ダンボールの中には実家から送られてきた食料やら本やら、処分しようと思っている車関連の道具やら、整理しようと思って放置している書類やらが入っている。

これらをどうにかしないといけない。

食料はさっさと消費してしまう。食べきれない分はキッチンの収納棚へ。

未読本以外はまたダンボールに詰めてさっさと実家に送りたい。

車関連の道具も捨てるのはもったいない気がするので本と一緒に実家に送りたい。

書類はベッド下の収納に入れて誤魔化す。

それから車中泊のときに使っていたマットを粗大ごみとして捨てなければならない。

引っ越した当初は必要最低限の荷物で来たから殺風景な部屋だったのに、いつの間にかこんなにも不要なものが溢れている部屋になっている。

とにかく後輩が来るであろう来年までになんとかしよう。