歩いて明治神宮に行ってきた。
片道40分くらいでそこそこの距離だったけど、歩くのには慣れてるので特段疲れはしなかった。
東京には確か1500くらいの神社があって、近所にもいくつかあるので散歩ついでに何回か行ったことがある。
しかし明治神宮はそこらの神社とは比べ物にならないほど大きい。
本殿を囲むように鬱蒼とした杜が広がっている。
杜に植わっている木々は全国津々浦々から集められた木で、つまり明治神宮の杜は人工的に作られたものだという。
大都会東京のど真ん中にこんなにも自然あふれる場所があることに不思議な感覚を覚える。
神社へ礼拝する際にはいくつか作法がある。
私は近所の神社に行く前に調べてあったので知っているが、近所の神社で作法を守っている人はほとんどいなかった。
しかし明治神宮ともなると、訪れる人々はきちんと作法を守っているように見受けられた。
まず鳥居をくぐる前に一礼をし、端っこを通る。
明治神宮には沢山の人が来ていたが、だいたい半分以上の人たちはきちんと一礼し端っこを通っていた。
参道も端っこを歩く。
鳥居にしろ参道にしろ、真ん中は神様が通る道とされている。
参道を右から左に、あるいは逆に横切る際には一礼が必要だが、これを守っている人はほとんどいなかった。
厳かな雰囲気の参道を進んでいくと本殿がある。
ちなみに本殿の前の手水舎は時勢を反映し使用不可の状態だった。
本殿で祈願を行うときは、二拝二拍手一拝という作法を行う。
これもほとんどの人たちがきちんとやっていて素晴らしいなと思った。
本殿を西から出、北にある宝物殿へ向かう。
宝物殿は現在耐震工事中のため閉館中とのことだったが、境内内を一周したかったこともあり向かうことにした。
鳥居から出るときも、中に向き直って一礼する。
ぐるっと一周して南参道まで戻ってきた。実は途中道に迷ったこともあり、だいたい1時間半くらい滞在していた。
自撮りというものを初めてしてみたが、意外と難しかった。
自分の顔とターゲット(本殿など)をうまい具合に一緒に入れるのに苦労した。
インカメの解像度って普通のカメラの解像度より低いんだということを初めて知った。
撮るのにやたら時間掛かったし、撮ったものもむすっとした表情してるし、自撮り下手すぎ。
歩き疲れてたし日差しがきつかったから仕方ないということにしておこう...