無職のくせに無駄に規則正しい生活を送っている

最近にわかに寒くなってきた。

台風が来ているというのもあって、天気が優れない日が多い。

夏の間はどんなに熱帯夜でもクーラーはつけず窓を開けて寝ていたが、最近は寒いので窓を閉め切ってカーテンも閉めて寝ている。

遮光カーテンを閉め切ると昼間でもほとんど光が入ってこない。

朝が来て太陽が昇っても暗いままだから寝過ごすことが多くなってしまった。

私はどういうわけか惰眠をむさぼるとその日一日の肌の調子が悪くなる。

普通なら睡眠時間は長ければ長いほどいいと思うが、私の場合は違う。

0時に寝て10時に起きたときより、2時に寝て8時に起きたときのほうが肌の調子がいい。

睡眠時間だけで言えば前者は10時間、後者は6時間なので、睡眠時間の長い前者のほうが身体にはいいとは思う。

単純に睡眠時間の長短ということでもない。惰眠を貪っているかということが問題なんだと思っている。

このことは今までの経験則でなんとなくわかってきたことだ。

人の身体のことは一概にいえないことが多い。

体調不良についてネットで調べても書いてあるのは蓋然性が高いであろうことだけで、それが当人に当てはまるという保証はない。

よくTwitterで医者が「ネットの情報を鵜呑みにするな」と言っているのはそのため。

私自身、ネットで調べていろいろなことを試してきたが、効果があったと言えるものは少ない。

医者にも罹ったが結局、自分の経験則に頼るのが一番いい気がする。医者も万能じゃないから。

腸内環境を良くしたいなら食物繊維を摂れと言われて食物繊維ばかりを大量に食べていても意味がない。

一日2リットルの水を飲めと言われてバカ正直に無理して飲んでも意味がない。

飲むべき水の量は身体が自然に教えてくれる。喉が渇いたら飲む。ただそれだけ。

特に肌に関するトラブルは人によって様々であることが多いように思う。

一般論として洗顔は泡で優しく、洗顔後は化粧水と乳液で保湿がいいとされているからと言って、それが当人の体質にあっているかはまた別の問題。

洗顔はおろか、化粧水や乳液といった肌につける一切がだめだという人もいる。

そんなわけで私は無職のくせに無駄に規則正しい生活を送っているのです。