良質な物語は心の隙間を埋めてくれる

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ゲームを自分でプレイするのは面倒だ。でもストーリーが面白いゲームは好きなので、いろんなゲームのプレイ動画はよく見る。

PUBG、エイペックス、フォートナイト、荒野行動といったバトル・ロワイアルゲームはストーリーがまったくないので好きじゃない。

最近は映画のようなゲームも人気がある。その手のゲームで初めて見たのはDetroit Become Humanで、そのストーリーの面白さに一気に引き込まれた。Until Dawnも面白かった。

今はLife is Strangeを見ている。いまのところ先の2つのような派手さはないがなかなか面白い。ジャンルで言うとドラマかな。

ちなみにDetroit Become HumanはSF:ドラマ=5:5で、Until Dawnはホラー:ミステリー=8:2って感じ。

Life is Strangeの主人公マックスの容姿が昔教習所で出会った女の子に似てて辛い。

あまり整ってなくてブリーチなどしたことがないような黒髪、上はパーカーで下はジーパンというファッションにむとんちゃくな出で立ち、しかしよく見ると可愛らしい顔をしている女の子だった。一言で言うなら素朴の一語に尽きる。

何回かデートには行った。おそらく第一印象はそう悪くなかったんだと思う。デートで楽しませるということはできなかった。

今ならもう少し楽しませられるだろうという思いはあるが、過ぎてしまったことを考えてもしょうがない。

どうとも思ってない相手だったら緊張したり無用に気負うことなく行動できるものだが、好きな相手だと本来の自分が出せなくて結果が振るわない。

多少の失敗もカバーしてくれるような容姿だったら良かったんだけど… 残念ながらそうじゃない。せいぜい並かそれ以下でしかない。配られたカードで勝負するしかないのさ。

それからまた別の相手と仲良くなったこともあったが、どこかで影を重ねてしまう癖が出るようになった。ナンセンスだとわかっていても。

誰彼構わず相手を求めるということはこの先もしないだろう。それほど寂しいと思ったこともないし。

運良く自然な成り行きで仲良くなる相手ができたらそれはいいことだと思う。気の置けない相手といられることはひとりでいるよりずっといいことだと思うから。

体裁なんかのために相手を求めたりはしない。それが一番くだらないことだと思うから。それくらいの気構えでいたほうが楽だ。

Life is Strangeを見ていて、当時を思い出し、少しセンチメンタルな気分になった。