午後6時。事務所にもの悲しい「蛍の光」のメロディーが流れると、社員らは仕事を切り上げ、帰り支度を始める。 ステンレス・アルミ商社、太平工材(姫路市)が実施する残業をなくす秘策という。
秘策(笑)。
前の職場は午後7時を過ぎた頃に蛍の光が流れてましたが残業する人は残業し続けるし残業しない人は蛍の光が流れる前に既に帰ってました。
蛍の光が流れたから帰ろうなどという人はいませんでしたね。こんなんで秘策とか本気で言ってるんでしょうか。
日本人は遅くまで残って仕事するのが頑張ってるとか偉いとかいう価値観を早急に払拭するべきです。
結局のところ査定する側の上司がこういった価値観を持っていると査定される側としては評価されたいがために残業するという人も出てきてしまいます。
残業するということは会社に残業代という無駄な出費を増やしているだけなんだから評価を下げることはあっても上げる道理などないと思います。
誰かが残業して支払われた残業代は本来、誰かの給料や賞与になるはずだったお金かもしれないのです。
無駄に残業をして残業代を稼ぐ人がいるから何年働いても給料は上がらないし賞与は寸志しか出ないのです。
それだけじゃなく残業をする人は仕事を頑張っているという風潮すらあり、定時で帰る人は仕事を頑張っていないとすらみなされます。
本来定時内で仕事を終わらせるのが普通であって、定時内で仕事を終わらせられないから残業でリカバリするんじゃないでしょうか。
仮に同じ内容の仕事をしているとしたら能力が高いのは前者じゃないでしょうか。
日本の労働環境で一番嫌いなのが「長時間労働は無条件で是」としている点。
私はこのブログで同じことを何回も書いてますが日本の労働環境が変わるまで書き続けます。小さな抵抗です。
蛍の光を流すよりより実効的なPC強制終了のほうが確実に効果が期待できます。
まあおそらくPC強制終了は全社員が対象ではなく残業時間が基準を超えた社員のみが対象とかなんでしょうけど。
でもこれくらい強硬的にしないと変わりませんよ、日本の労働環境は。