大企業に入って高給を貰うことだけが幸せ?

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president.jp

大阪シティ信用金庫が実施した取引先の中小企業(1043社)の冬のボーナス調査(11月27日)によると、ボーナスを支給すると回答した企業は60.8%。つまり残りの39.2%の企業では「ボーナスを支給しない」と回答している。

冬期賞与の記事で「もらえるだけまし」と書きましたが、本当にその通りでしたね。

日本国内の企業の99.7%は中小企業だそうです。そのうちボーナスをもらえたのはわずか60.2%の企業の社員だけ。

しかも、これは正社員に限った話です。日本には非正規雇用として働いている人もたくさんいます。

雇用者総数5618万人(総務省労働力調査2018年7~9月期)のうち、非正規社員が2118万人(約38%)を占めている。(略)

東京都が実施した「2017年度パートタイマーに関する実態調査(フルタイムパートも含む)」によると、ボーナスを全員に支給している企業は24.0%、一部の人に支給している企業が16.8%。支給していない企業が56.4%に上る。

過半数の企業が非正規雇用者にはボーナスを支給していない。

ボーナス過去最高なのは全体の0.3%に勤める大企業の社員だけなのです…

いいじゃないですか。

大企業に勤めている人は人一倍努力をしてきたからこそ大企業にいるのです。

大企業に入った後も連日残業続きで大変な思いをしているに違いないのです。

その努力がボーナスという形で報われなければやり切れないでしょう。

私は今までに勉強も仕事も頑張ってきたとはとても言えません。

だからボーナスの額が少なくても「まあ、こんなもんか」という気持ちでいられますし、大企業のボーナスの額を見てもなんとも思いません。

お金はたくさんあったほうがいいと思いますが、辛い仕事をしてまで欲しいとは思いません。

今、非正規雇用として働いている人も、きっとお金より自由な時間だとかを優先したんだと思います。

何よりもお金や地位が欲しいのなら大企業に入る努力をしてきたはずですから。

今の境遇を嘆くだけでなく、自分の中の優先事項を見極めなければなりません。

本当に大企業に入って高給の代わりに辛い仕事をし続けたいのか。

薄給だけど自由な時間のある今のほうが自分に合っているかもしれませんよ。