GW中の去る某日、後輩から飲みの誘いがあったので行ってきた。
誘ってきた後輩は去年から東京に上京してきていて、それ以来たまに会って近況報告し合っている。
この後輩とは別に別の後輩も数年前に東京に上京してきていて、今回は私+後輩二人の三人で飲むことになった。
地元で働いていたときはたまに仕事終わりに三人でご飯に行ったりもしていた。
後輩2も「こうして三人で集まるの懐かしいっすね。しかも東京で。なんか不思議な気分」と言っていた。
私が彼女と同棲していることは後輩1から後輩2に伝わっていたようで、彼女との出会いや同棲のことについていろいろと聞かれた。
後輩1はあまり結婚願望がないらしく、彼女を作ることにすら消極的だが、後輩2は対極的に昔から彼女作りに勤しんでいるようだ。
最近は相席居酒屋に行ったらしく、そこで知り合った女性に入れ込んでいるようだった。
とは言っても話を聞くとどうもその女性からはほとんど相手にされていないようで、後輩2もそれには気づいていて「これからどうすればいいですか...」と嘆いていた。
LINE交換したはいいものの返事が来るのは2〜3日後で、しびれを切らした後輩2は相手の返信が来る前に「もう少し返信早くできない?」というようなLINEを送ってしまったらしい。
追撃LINE含めて既読にすらなっていないらしいが、女性はまず間違いなく既読をつけていないだけでメッセージは読んでいる。
それでもなお返信が来ないということはこのままフェードアウトを狙っているか、よくて正式にお断りの返信が来るかのどちらかだと思われる。
追撃するにしても返信を催促するような内容なのが悪手過ぎた。返事を催促した時点で女性は男性を「余裕がない」と判断してNGリストに追加する。
後輩1は29歳で後輩2は28歳。どちらもアラサーで結婚適齢期と言ってもいい。
その頃の私は東京の会社を辞め地元に戻ってグダグダと日々を過ごしていた。当然女っ気のかけらもなかった。
彼女なんていらない、結婚なんてしたくない、とはっきり考えていたわけではなかったが、行動に起こすほどの情熱があったわけでもなかった。
そんな私でも今は彼女と同棲できている。結婚できるかはまだわからないが、ここまで来たらしたいなとは思う。
彼女持ちという一段上から他人の色恋話を聞くのは楽しいなと思った(ゲス)。