今日はバレンタインデー。クリスマスイブと同様、非モテ諸氏を無為に苦しめる悪魔の日。
何もしてないのに劣等感を強制的に味わわされるなんともやるせない日だ。
お気づきな通り私は非モテに属するわけだが、今年は1個チョコを貰った。従姉妹から。
数日前に従姉妹から連絡があり、渡したいものがあるから家にいっていいかと言ってきた。
はじめ、連絡が来たときはバレンタインデーとの因果関係はまったく考えなかった。そういうのに無縁すぎてバレンタインデーの存在自体が脳から欠落していたから。
従姉妹の家は神奈川にあり、うちからは結構離れている。にもかかわらずわざわざ渡したいものがあるからと言ってきたので、一体何なんだと訝しんでいた。
その後、もうすぐバレンタインデーということを思い出し、まさか渡したいものってチョコか?と感づいた。
そしてその予想通り、渡したいものとはチョコだった。
もちろん義理チョコではあるけどもらえるとやっぱり嬉しい。
前職に勤めていたとき、会社にやってきた保険のセールスレディから余り物のチョコを大量にもらったことがあった。
おそらくそれまでに配り歩いていたものの余りを私で処分した感じだった。
まあチョコは嫌いじゃないんでありがたくもらっておいた。
従姉妹は職場に配る用のチョコを新宿に買いに行くと言っていた。年に一度とはいえ大変だと思う。
女性はチョコを用意する必要があるし、あげないならあげないで角が立つというプレッシャーがあるから少し不憫。
数日前に地元の友だちから連絡があった。
「○○(私)のサイト見つけた!」
私はポートフォリオサイトを本名でやっているので、名前で検索したら引っかかることだとは思う。
別に隠していたわけじゃないが、あえて言うことでもないので教えていなかった。
見られて困ることは何もないので別にいいんだけど、冷静に考えたら友達は私の名前で検索してた可能性が高いことを考えると少し怖くなった。
遠い土地に行ってしまい会うことも難しい人のことを忘れずにいてくれて、連絡をしてきてくれたのは嬉しい。
去るものを追う気はないが向こうから来てくれるなら、そういう関係は大切にしていきたい。