中高年は「検索して調べる」という習慣がないためまず人に聞く

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自分の親とか親しい友人ならまだしも、職場でしか接点のないただの同僚から頻繁に聞かれるのはうざい。

私はよく親から最近の言葉(バズるとか)の意味を聞かれたり、スマホの操作のことを聞かれるが、そのたびに律儀に教えている。

スマホの操作は私もわからないことがあるので、そのときは私が調べて教えてあげている。

いわば検索するという行為を代わりにやっているだけ。

でもきっと親はそんなことは理解していない。スマホのことなら私はすべて知っていると思って気軽に聞いてくるんだろう。

私が社会人1年目のとき、どうしても業務上でわからないことがあり先輩に聞く必要があったとき、まず自分で調べるなり考えるなりした後、先輩に聞く際に自分なりにやったことをまず伝えて、それでもわからなかったので聞きに来たということをアピールしていた。

思うに、スマホなどのことを聞いてくる人は、このまず自分で調べてみるということをやっていない気がする。

それを見透かされて、「なんで自分で調べたらすぐにわかることを渡しが教えなければいけないんだろう」という気持ちがワイてくる。

しかしこれにはおそらく理由があって、中高年はまず検索するという行動が身に染み付いていないのではないかと思う。

昔は今のようにネットで調べれば大抵のことがわかる時代ではなく、わからないことは知っている人に聞くというのが最善手だった。

だから自分で調べるということをせず、すぐに人に聞いて回る。

現代人はネットで大抵のことが解決するとわかっているから、そのギャップにより気持ちの齟齬が生まれている。

私だったら、何度も聞いてくる人にはまず検索の仕方を教える。

しかし親や親しい友人にはこれまで通りの対応はする。

まず父親はガラケーで電話とメールしかしないので検索するということ自体のハードルが高いだろうから。

母親はスマホを使っていて検索できる環境は持っているが、まあ肉親だしそれくらいの肩代わりはしてやるつもり。友人も無碍に断るようなことはしない。

反対に私は人に何かを聞くということはほとんどしない。

聞いて解決したことのほうが少ないし、自分で調べたほうが情報の整理ができて何かと捗ることが多い。

よく2ちゃんねるとかで「○○ってどうなの?」などの質問スレを見かけるが、そんなもん検索すりゃ一発でわかるだろってことだったり、逆にそんなん人それぞれ、場合によるだろってことばかりで、その手のスレを建てる意味がわからない。馬鹿なんだろうなと思う。

まあ私のように検索してひとりで解決するような人よりは、人に聞いてコミュニケーションを図るような人のほうが人生うまく行くんじゃないかと思う。