近所のスーパーでは袋麺のレギュラーとしてサッポロ一番やチャルメラ、マルちゃん正麺などが並んでいる。
それとは別に定期的に入れ替わる商品のエリアも存在していて、袋麺大好きな私はとりあえず初めて見る袋麺は買ってみることにしている。
ある日スーパーに行くと見慣れない黒っぽいパッケージの袋麺が目に入った。それがヒガシフーズの鹿児島ラーメン亭だった。
ヒガシフーズという会社は聞いたことがなかった。正確にはヒガシフーズというのは株式会社ヒガシマルのブランド名なのかな。
調べてみると株式会社ヒガシマルはうどんスープで有名なヒガシマル醤油株式会社とは別会社のようだ。
公式サイトの作りも株式会社ヒガシマルのほうは10年くらい前のブログのような感じ。公式サイトが陳腐だと会社自体が魅力的に映らない。
まあそれはそれとして、本社は鹿児島県らしいので鹿児島ラーメン亭の名に恥じぬ出来であることを期待。
さっそく食べてみたが、意外に美味かった。そもそも私はとんこつラーメンが好きじゃない。なぜなら臭いから。
うまかっちゃんの高菜とんこつラーメンなんて臭くて食えたもんじゃない。
だから実を言うと初めからこの鹿児島ラーメン亭とんこつ味もさして期待していなかった。とりあえず新しい袋麺があったから買っただけ。
まず麺はポロイチのような油で揚げてあるフライド麺。私はフライド麺こそがザ・袋麺という感じがして好き。生麺風だとか言う袋麺は袋麺にあらず。
生麺風はあくまで風であって決して生麺足り得ないし、当然フライド麺でもないから、どっちつかずの中途半端な代物でしかない。
それからスープはとんこつ特有の臭さがほとんどなく、とんこつにしてはあっさりとしたものになっている。鹿児島ラーメンとはこういうものなのかもしれない。だとしたら私は好きだ。
粉末スープは油分もだしもかやくとしての胡麻もすべて一袋に収まっているので取り出すのも楽々。
これはリピート必須だが次行ったときにも置いてあるかは運次第。
入れ替わりの激しいスペースに置いてあったから早くて1週間ほどで姿を消すと思われる。
たぶん売り上げが良ければレギュラー化するんだろうけど、このスペースにある商品がレギュラー化した前例を見たことがないからなかなか厳しい。
ポロイチは安定してるけどたまに別のも食べたいと思ったときにこれがあるといいんだけどな。