衆議院選挙の投票に行ってきた

去る2021年10月31日、衆議院選挙の投票に行ってきた。

投票は近所の中学校の一室で7時〜20時まで行われている。

区のサイトを見ると例年の時間帯別訪問者数が乗っていた。それによると午後イチをピークに山なりになっていた。つまり朝はやくと夜遅くは人が少なくてお昼時が最も混む。

人混みは嫌いなので朝市にいくことにした。数ヶ月前の都議会議員選挙も朝市で行った。

朝6時半に起きて非常に眠かった。寝ぼけ眼のまま近所の中学校へ。

朝イチとはいえ人はまばらにいた。おそらく私と同じように混雑時間帯を避けて投票しに来た人たち。

受付で自分の紙を渡しまずは小選挙区の投票から。

小選挙区は何人かの候補者がいてその中からひとりだけ選んでその人の名前を書く。

名前を書き投票箱に入れると次は比例代表選挙と裁判官の任命についての紙を渡される。

比例代表は人の名前ではなく政党の名前を書く。裁判官の任命はやめさせたい人の名前の上にバツを核。

全部で5分もかかってない。往復の時間も入れて15分程度で終わった。

そういえばネット投票が導入されれば若年層の投票率も上がると言われているが、なぜネット投票が導入されないのかの理由として、ネット投票だと監視している人がいないから周囲の人の圧力により望んでない人への投票がされる可能性があるというのがある。

確かに投票所には選挙委員会のような人たちにより不正投票がされないかが常に監視されている。

もし圧力を受けたとしても投票するときは必ず一人で行うのだから完全に公正さが保たれる。

投票を終えた後に「ちゃんと○○に投票したか」と聞かれても嘘をつけばいい。本当は誰に投票したかを確かめるすべはない。

それがネット投票だと自宅などで行うことになるから、直ぐ側に圧力を書ける人がいて投票する瞬間まで見張られていたら公正を保つことができなくなる。

こう考えるとネット投票の実現は難しいんだなと思う。

だいたいこの前の国勢調査ではネットでもできたが、そのときにちゃんと行った人はどれくらいいたんだろう。

ああいうネットを使って行う場面でちゃんと行わないと、「なんだ、ネットでできるようにしても意味ないな」と思われてしまう。

国勢調査と選挙では違う、選挙ならちゃんとやるなどと言っても意味ない。