袋麺との付き合いの長さには自信がある

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まず、サッポロ一番(ポロイチ)の醤油味を評価しているのは素晴らしい。

誰も彼もまず塩か味噌を好きだと行って、醤油は見向きもしない。ゴミだとすら言う輩もいる。

松本人志どん兵衛好きだというのは比較的有名な話だが、実は出前一丁も好きだという話を聞く。確かガキの使いの「これやってみたかってん 炊き込みご飯」で浜田雅功に「あんた、ほんと(出前一丁)すっきゃなぁ」とか言われてた気がする。

出前一丁も醤油ベースだから基本的にラーメンは醤油味が好きなんだろう。

ポロイチの醤油味は売ってない店すらあるほど不人気。塩と醤油は100%どの店にも売っているが、たまに醤油は売ってないところがある。

幸い私がよくいくスーパーには塩、味噌、醤油、塩とんこつの4種類はいつも大量に仕入れされているので買いそびれるということがない。

塩とんこつもたまに買うけど、あれは味が濃すぎる。しかもほのかに甘いのであまり頻繁には食べたくならない。

基本的にとんこつと銘打っているラーメンは粉末スープの量が多い。それがとんこつということなのだろうが、特段とんこつ好きというわけではないものからしたらちょっと味が濃すぎ。

記事では独特の作り方のことが書いてあるが、私は小学生くらいの頃から独特の作り方をしていた。

鍋に少なめの水を入れて沸騰させる。沸騰したら麺を投入して30秒くらい放置。30秒したらひっくり返してまた放置。その間に粉末スープを丼に入れておく。鍋をふるなりして麺が柔らかくなってきたら、形を残したまま丼ヘイン。あとは箸で麺をほぐしつつ粉末スープを溶かして感性。

この方法はほとんどコンロの前にいなくてもできるし鍋を汚すこともない。袋麺を食べたいときはとことん楽に早くお腹を満たしたいときなんだから、極限までやることは端折る。

私の父がポロイチの味噌が大好きで、ほぼいつも家に常備されていた。私はときどきおやつとしてラーメンを作って食べていた。それほど袋麺との付き合いは長い。

小学生くらいの頃、よく家族で山登りをしていた。朝早くから入山し、山頂につく頃ちょうどお昼時で、そんなときは携帯ガスコンロでもってポロイチを作って食べていた。

山の澄んだ空気の中で食べる袋麺ほど美味しい食べ物はこの世にないと断言できる。

父親の作るちょっとスープが多くて味が薄くなっているポロイチ。また食べたいけどもう無理だ。