自分でパン作ってて思い出したが、そういえば昔母もよく家でパンを焼いてくれたことを思い出した。
パンだけじゃなくケーキやアップルパイ、クッキー、ピザなんかも自家製だった。
懐かしくなって母にそのことを連絡したら、母は当時料理教室のようなところに通っていたらしい。
家にはホームベーカリーもあった。
前日の夜に焼成の前まで終わらせておき、翌日の朝にできたてのパンを朝食として出してくれた。
ケーキを作るときは家族の誰かが誕生日かクリスマスの夜だった。
ハンドミキサーでクリームを作り、ハンドミキサーの回るところについたわずかなクリームを意地汚くなめていた。
クリーム本体に指を入れて舐めようとすると怒られた。
母の誕生日にもケーキを作っていたけど、作るのは結局母だったので母自身の喜びはなかっただろうなぁ。
せめて手伝ってあげればよかった...
うちはあまり外食をしない家庭だったが、その分母が家でいろいろなものを作ってくれたからあまり不満はなかった。
友達に聞くとよく週末にどこかへ食べに行っていたらしい。
それを聞いて羨ましいと思うこともあったが、外食に負けず劣らずの料理を母が出してくれた。
母の作ったケーキをもう一度食べたいがもう無理だろうなぁ...