山の手以東は江戸川、隅田川、荒川などたくさんの一級河川が流れているのでひとたび水害が起これば東京湾の一部になってしまう。
大田区・神奈川県あたりを流れているのは多摩川。こちらも見て分かる通り立派な一級河川。
地図を見てひときわ目立つ極太の川が荒川。昔々この川を名付けた人は「荒々しく流れる川」ということでそう名付けたのかもしれない。
今年の1月から東京に来たという後輩は確か葛飾区に家を借りたと言っていたから、もし万が一のことがあると心配な位置にいる。
有事の際は宿を貸すくらいのことはしてあげよう。
私の住んでいるところは世田谷区なので比較的高台ということになる。世田谷と言っても多摩川も近くないのでたとえ玉川が氾濫しても影響はないだろう。
建物は古いとはいえ阪神淡路大震災以後に建てられているからそれを踏まえた耐震基準は満たしているはず。
去年のいつ頃だったか忘れたが、郵便受けを見ると世田谷区ハザードマップというものが投函されていた。
集合郵便受けのすぐ横にはDMを捨てるゴミ箱が置いてあるんだけど、そこにこのハザードマップがすてられているのを見た。
おそらく他の住人が郵便受けから取り出し「いらね」と思いながら捨てたんだろう。
私は一応家に持って帰って軽く目を通してからファイリングしておいた。
比較的安全な立地とは言えせっかく作ってくれたハザードマップを捨てるとは、よほど楽観的なのか命がいらないのか。
最近また大きめの地震が起き始めているので恐い。
先月起こった宮城・福島県沖の地震は10年前の東北地方太平洋沖地震の余震だというし、つい最近起こった宮城県沖地震も同じだろう。
もしすぐにでも首都直下型地震が起こったらどうすればいいのか。避難袋なんて用意してない。
余裕のあるうちに有事の際の準備をしておこうかな。