散歩に行こうとするも花粉により断念

最近はあまり散歩に行ってない。

というのも、自宅周辺はほとんどすべて踏破してしまい飽きたからというのもあるが、体調的に散歩する必要がなくなってきたというのもある。

そもそも私が散歩をするのは、歩くことによって腸の蠕動を促し便を出やすくするという整腸のためだという理由がある。

本当は習慣的な運動は整腸以外にも健康にいいのだろうけど、私の目下の悩みを解消させる手立てとして散歩を選択していたから、それが必要ないとなれば無理して行うこともない。

そんなわけで最近は1週間に1回程度散歩に行くくらいの頻度になっていた。

先日、朝起きてトイレに行くも便が出なかった。下腹に溜まっている感じはするのに、どんなに頑張っても出る気配がない。

こんなとき、少し長めに散歩をすれば便が出やすくなることは経験的に知っていたので、久しぶりに散歩に行くことにした。

まだ朝の早い時間で太陽も昇りきってないから直射日光が厳しいということもない。また人もあまり出歩いていない時間なので快適だろうなと思っていた。

しかし、ここ最近から花粉が飛び始めていることは知っている。私は重度の花粉症なのでこんな時期に外を出歩けばたちまち目や鼻が反応してしまう。

そこで花粉症の薬を飲んでいくことにした。

私の愛用しているのは、口に入れるだけですっと溶け出して摂取できるというもの。

よく眠くならない薬というのが売ってあるが、あれは眠くならない代わりに花粉症の症状もおさまらない。軽度の人なら十分なのだろうが私のような重度には効き目がない。

口に入れて溶け出す薬をひとつ摂取してから家を出た。

今回は少し長めに歩くつもりだった。1時間程度じゃ整腸に効果がなさそうだという経験知があった。

あるき始めて10分くらいした頃に、目が痒くなってきた。涙もでる。

たまらず目をかくとその刺激で鼻がむず痒くなってき、くしゃみが止まらなくなった。

おかしい。薬を飲んでいるのにまるで花粉症の症状がおさまっていない。今まであればこの薬をひとつ摂取するだけで完全に防げていたのに。

それから我慢して10分くらい歩き続けたもののもう辛抱たまらんということで来た道を引き返して帰ることにした。

と言っても既に家から20分くらいのところには来ているので、それからまた20分くらい症状に苦しみながらなんとか帰ってきた。

今年は花粉が飛び始めるの少し早くないか?例年だったら早くとも3月に入ってからだったと思うのに。

花粉が飛び始めたということはもう冬も終わりを迎えたということ。

花粉が収まればまた徐々に気温が高くなっていき、私の苦手とする夏がやってくる。はあ、嫌だ。