節約とは地味なことの積み重ねなんだよね

よく行くスーパーに5袋入りで190円の袋麺が売っている。

サッポロ一番が320円なのでそれと比べるとだいぶ安い。

ただこの袋麺は値段相応であんまり美味しくない。

いくら節約命の私といえども、そしてあまり食にうるさくない私でも最低ラインというのは存在していて、この袋麺は許容できるラインをわずかに下回っている。

そんなわけでいつもその袋麺を買うことは避けていたんだが、ふと素晴らしいアイデアを思いついた。

それは、サッポロ一番などの別の袋麺についている粉末スープを安い袋麺を調理するときに付け足してやれば美味しくなるんじゃないかと。

この袋麺がなぜあんまり美味しくないかというと、スープが薄すぎて味がしないから。

麺を煮るお湯の量を限界まで減らしても味が濃くなることはなかった。

一方でサッポロ一番の粉末スープはかねてから味が濃すぎると思っていた。特に味噌。

だったらサッポロ一番の粉末スープを半分くらい安い袋麺で使ってみたら、安い袋麺もサッポロ一番もちょうどいい味になるんじゃないか。

かくして安い袋麺をサッポロ一番の粉末スープを混ぜて作ってみた。

初めなので加減がわからないからとりあえずサッポロ一番の粉末スープは半分ほど加えてみた。

結果は大正解。

ほどよく味に深みが増していて食べられる最低ラインを突破した。

ちなみに当たり前だけど味噌なら味噌、塩なら塩、醤油なら醤油と合わせる必要がある。

これからもサッポロ一番を買うことにはなるが、2回に1回は安い袋麺でもいいことになるので、その分節約ができる。

こういう地道なことの積み重ねなんだよ、節約ってのは。