両親には感謝してもし足りない

また実家から物が送られてきた。

今回はカレーの材料と本。父が読書家でときどき本を送ってきてくれる。

男の自炊と言えばカレーというように、私も昔はよく作って食べていた。

しかし作りすぎて完全に飽きてしまった。

そして実はカレーは食事制限で食べられないもののひとつ。

材料を送ってこられても私は食べられないのであった。

たまに読書家の父から欲しい本のリストが送られてくる。

街の書店には売ってないほど古かったりマイナーだったりするので、私がネットで代わりに注文している。

そのお礼としてこうしてときどき物資を送ってきてくれるんだと思う。

本をネットで注文するだけで両親と良好な関係が維持でき、好意を示してくれるのだからこんな簡単なことはない。

両親ももうだいぶ年をとってしまった。

父はとっくに定年退職していて免許も返納してしまったので一日中家の中で本を読んでいるようだ。

外に出ない分、コロナに感染するリスクが低減されるのでそれは安心だが、本当に楽しいのかと思う。

よく飽きないなとも思う。

母はまだスーパーでパートをしている。

外に出ていることに加え人と接する仕事なのでコロナの感染が心配。

いまのところ大丈夫らしいが、この先も大丈夫という保証はない。

昔はうちは貧乏なんだと思っていた。

しかしいま思い返すと、欲しいものはだいたい買ってもらえていたし、お小遣いも人より多いくらいだった。

両親には感謝してもし足りない。

いつまでも元気でいてほしい。