いつもどおり定時ダッシュをキメてエレベーターを待っていたところ、後からナパ・チャット・ワンチャイに激似のPLが現れ、私に話しかけてきました。
「どうですか、もう慣れましたか?」
迎え入れる側の人間が迎え入れられる側の人間に発する、至極一般的な世間話のつもりで聞いてきたのでしょう。
私は昔からどんな環境にでも割とすぐ入り込むことができます。
いまの環境になってもうすぐ3週間になろうとしていますが、細かい点を除けばいまの環境に何の不満もありません。
もちろん、PLを始めとした迎え入れる側の人たちが皆すごくいい人たちばかりだからというのもあります。
だから私は率直に「何の不満もありません」というようなことを応えました。
いまの職場は本当にすごく居心地がいいです。
同じプロジェクトに関わる他のメンバーたちとも付かず離れずでちょうどいい距離感で仕事ができていますし、他のプロジェクトのメンバーも同じ部屋にはいるのですが、プロジェクトが異なるためお互い不干渉です。
仕事でも、もちろんプライベートでも、一切の利害を共有しない、ただ同じ部屋にいるだけの関係。
存在は認識しているが、だからと言って何の感情も湧いてこない。
しかし、私は怖い。
いまの会社が私を使ってくれる限り、居心地のいいいまの環境でずるずると働き続けることになるのではないかと。
私の最終的な目標はセミリタイアをすること。そのための一環として、ゆくゆくはリモートワークができる環境に持っていくこと。そのためにはリモートワークに適したスキルを身に着けること。
このブログでは何度も書いてきている通り、私には明確なビジョンがあります。
労働環境としては申し分ない。だがしかし、非常に惜しいことに、いまの環境ではスキルを積むことが難しいのです。
いまの環境で私の望むスキルを身に着けられれば何も言うことはありません。
エレベーターを降りたところで、PLと長い時間、立ち話をしました。長々と付き合わせてしまってごめんなさい。
私の思いはPLに伝えました。願わくば、担当者(実は代表取締役の方なんですが)にも伝わり、聞き入れられますように…