新参フリーランス、初めての商談へゆく

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ギークスジョブとの個別面談の記事で書いたとおり、先日さっそく企業と商談を行ってきました。

フリーランスになって初めての商談でしたが緊張とかはありませんでした。商談と言っても売り込むのは自分自身なので要は採用面接と何ら変わりません。面接ならば今までに何度も経験してきているしその度に概ね高評価(採用)をいただいています(第一印象はいいんです、第一印象は…)。

しかし面接が不得意という人も安心してください。レバテックフリーランスギークスジョブのといったエージェントを利用すれば《面接の心得》みたいな資料を渡されるのでそれを読めばいいしそれでも不安ならエージェントに相談すればきっとアドバイスをもらえるでしょう。

それに商談にはエージェントの担当者が同席してくれるので自分ひとりじゃないという心強さがあります。

さらに言えば面接や商談なんて場数を踏めば誰だって慣れます。たとえ一社目で結果が芳しくなかったとしても、一社目で何がだめだったのかを自分なりにフィードバックして二社目に臨めばいいだけです。

さて実際の商談ですが、だいたい以下の流れで進んでいきました。

  1. クライアントから案件内容について説明をしてもらう
  2. フリーランスから保有スキルについて説明する
  3. クライアント/フリーランスからエージェントへフィードバック

 

1. クライアントから案件内容について説明してもらう

クライアントから今回募集をかけている案件についての説明をしてもらいます。

説明を聞きながら実際に案件に参画したときの業務内容をリアルにイメージするように心がけました。リアルにイメージできないようであればスキル不足だということです。スキル不足の案件に参画してしまうとクライアントに迷惑をかけてしまうことになります。

リアルにイメージする中で不明瞭な部分がいくつかあったので、案件内容についての説明が一通り終わったら即座に質問するようにしました。

的確な質問ができていればクライアントにも「真剣に話を聞いてくれていたんだな」という印象を与えることになりオファーされる確率もぐっと高くなると思います。

クライアントとしては即戦力を求めてフリーランスを雇おうと思っているのだから、商談の時点で案件を理解しようとしているフリーランスならば参画初日から使えそうだと判断してもらえるでしょう。

 

2.フリーランスから保有スキルについて説明する

自分の保有するスキルについて説明しました。基本はスキルシートに沿って説明するだけなので難しいことは何もありません。過去に経験してきた業務経験をかいつまんで話すだけです。

強いて言うなら案件で必要とされているであろうスキルは強調してアピールするといいと思います。

例えば案件でDB設計ができる人を求められていそうだと思ったら、過去の業務でDB設計を経験したことがあるということを強調すれば「DB設計のスキルを持っているなら使えそうだな」と思ってもらえます。

何でもかんでもスキルをアピールするのではなくクライアントが求めているであろうフリーランス像を想像してアピールすることが大切だと思います。

 

3. クライアント/フリーランスからエージェントへフィードバック

まずクライアントからフリーランスについてのフィードバックをエージェントへ伝えます。フリーランスはこの時点で一足早く退席します。

フィードバックとは要するにクライアントから見てフリーランスはどうだったかをエージェントへ伝えるということです。

この後オファーを出すかどうかはさておき、商談の終了直後でのフィーリングを確認する程度のものだと思います。

それが終わればエージェントがフリーランスのところへやってきて今度はフリーランスからエージェントへフィードバックを行います。

これも同様にフリーランスから見てクライアント(というか案件)はどうだったかをエージェントに伝えます。

 

初めての商談を終えて

商談時間は普通1時間程度らしいのですが、今回は気づいたら2時間経ってました。エージェントの方は「こんな長い商談は初めてだ」と笑いながら言ってました。

最後のフィードバックのときにエージェントからクライアントの感触を教えてもらったんですが、かなり好印象を持ってもらえたみたいです(第一印象はいいんです、第一印象は…)。

「人柄が良く話しやすかったのでかなり前向きにオファーを検討している」と言ってもらえたそうです。これでオファーなかったら人間不信になるぞ…

私からのフィードバックですが、クライアントの人柄はすごく良かったものの肝心の案件内容が正直言って微妙でした。不明瞭な部分が多くこれから仕様を詰めていくという点が気にかかったのと業務内容的にスキルアップが望めそうになさそうでした。

スキルアップが望めない案件で最低半年間も時間を無駄にするのは気が引けます。私は一刻も早くリモートワークに移行したくそのためにWeb系の案件に参画したいのです。

おそらくこの案件だったらそんなに新しいことを覚えなくていいし職場環境も良さそうなのではっきり言ってぬるい案件だと思います。

しかしそれは今までやってきたことの延長上にいるだけで何ら進歩していないことになります。せっかく東京に出てきたというのにそんなことで良いんでしょうか…

まだオファーをもらえてない時点でこんなことまで考えるのはナンセンスでしょうけど、仮にオファーをもらえた場合、どうしようか迷ってます。まあ、単価次第かな…

 

補足

勤務時の服装が私服なら商談も私服でOK。不安ならエージェントに聞けば答えてくれます。

商談時のメモはPCでOK。手書きメモだと時間が掛かるので私はノートPCを持っていきPCでメモをとっていました。

IT業界にはほとんどいないと思いますがPCでメモをとることに嫌悪感を抱く人もいるかもしれないので一応紙とペンを持っていくことも忘れずに。