フリーランスが払わなければならない税金の種類は以下の4つ。
このうち個人事業税と消費税は払う必要がありません(エンジニアの場合)。
これらの税金に加え社会保険料も払う必要があります。社会保険料は以下の2つ。
これらの支払いは収入の中から支払う必要があるのであらかじめ収入から引いておきます。
30代独身、年収720万円のモデルケースで考えてみます。
収入(720万)−所得税(41.3万)−住民税(42.5万)−国民健康保険料(45万)−国民年金保険料(20万)=差引合計額①(571.2万)
※各種税金の合計=148.8万円
差引合計額①の中から経費を払います。経費は100万円とします。
差引合計額①(571.2万)−経費(100万)=差引合計額②(471.2万)
差引合計額②の中から食費などの生活費を払います。生活費は200万円とします。
差引合計額②(471.2万)−生活費(200万)=差引合計額③(271.2万)
超ざっくりと計算してみました。かなり甘い見積もりですが差引合計額③が資産形成に回せるお金ということになります。
もう少し生活費を切り詰めたら300万円くらいは手元に残せるでしょうか…
300万円を全額貯蓄に回したとして3年で900万円、6年で1800万円。
現時点で既に約700万円の貯蓄があるので、6年後の総資産は700万+1800万=2500万円。
投資がどうなっているかはまったく未知数ですが、希望的観測を含めて+500万円になっているとしてようやく総資産3000万円を突破できます。
総資産3000万円ではセミリタイアは厳しいですよねぇ…
その頃には40歳手前になっているのでなんとしてでもセミリタイアしておきたい。
ただ私はセミリタイアした後でもリモートワークであれば働いてもいいと思っているのでその頃になったら徐々に労働時間を減らしていくというのが現実的な線になるかと思います。
フリーランスのお金周りについては以上です。