先日のフリーランスエージェントとの面談内容をまとめます。
フリーランスエンジニアの単価
フリーランスエンジニアは担当する工程によって単価が変わってきます。大体以下の通りです。
- PG(下流工程):60〜65万円
- SE(上流工程): 65〜70万円
- PM(全体マネジメント):70万円〜
実際のところPGとSEの線引きは曖昧なところがあって、完全にPG/SEということはほぼありえません。
PGであってもSE的なことをしなければならない場合があるし、SEであってもPG的なことをしなければならない場合があります。
そして実際の現場で求められる人材はPGもSEも両方できる人材です。むしろ両方できないとフリーランスとしては力不足と看做される可能性があります。
私がIT派遣をしていたときもSEとしての要件定義から始まってPGとしてのプログラミング、またSEとしてテストとシステム開発の一通りの流れをひとりで担当したこともありました。
PMだけは別格です。私はあまり経験がないので詳しいことはわかりません。
単価は言語によっても変動します。
最も一般的なJavaだと上のような感じです。
流行りのAI関連の案件だともう少し上がると思います。
契約期間
契約期間の単位は1ヶ月もしくは3ヶ月ですが、何もなければプロジェクト完了まで契約継続することを求められます。
一般的なプロジェクトは6ヶ月〜1年くらいのものが大半です。
例えば1ヶ月単位で契約更新が行われる場合でもプロジェクトが1年だったら1年間は契約継続することを求められるということです。
1ヶ月で契約解除することも不可能ではないと思いますが確実にいい顔はされないでしょうし信用を失う可能性があります。
エージェントとしてもフリーランスにはプロジェクトを完遂させてほしいという思いがあるようで、仮にプロジェクトの途中で契約解除してしまうとエージェントとの関係にひびが入りそうです。
クライアントとは言ってしまえば一期一会、契約さえなくなってしまえば二度と会うことはないとさえ言えますが、エージェントとは今後何年も付き合うことになるので良好な関係は維持しておきたいものです。
契約間のインターバル
ひとつのプロジェクトが終わり契約満了となった後、すぐに別のプロジェクトに参加することも可能ですが、1〜2ヶ月程度であればインターバルがあっても問題ありません。
インターバルを設けない場合、契約満了が近づいてきたら働きつつ次のプロジェクトを探すことになりますが、なかなか大変な日々になると予想されます。
焦って変なプロジェクトに参加してしまうのは絶対に避けたいところです。
それよりかはきちんとプロジェクトが完了してから腰を据えて次のプロジェクトを探すというようなやり方で進めたほうがより確実というものです。
また1〜2ヶ月程度であればインターバルを設けられるというのはフリーランスの特権でもあるので利用しない手はないでしょう。
これが3ヶ月以上になってしまうと「ブランクあり」と看做される可能性があるので注意が必要です。
長くなってしまったので次に続きます。