IT技術者の待遇が改善されるのはよいことです。
今の御時世、IT技術なしでは社会が回らないところまできているのにいつまでもIT技術者を冷遇しているのは得策ではないということにようやく気付いたのでしょう。
しかし気付くのがあまりにも遅すぎる。
日本は既にIT技術で世界に遅れを取っています。周回遅れと言っても過言ではない。
アメリカをはじめ中国やお隣の韓国など日本を除くアジア諸国からも次々と世界レベルのIT会社が出てきています。
日本のIT技術者不足を補うため外国の労働力を安い賃金で雇うなどと行っている場合ではありません。
日本は既にIT後進国、外国からIT技術を学ぶ必要があります。
明治時代の日本が近代化を進めるため欧米各国に行って近代的な産業や法律の知識を学んだのと同じように、現代日本でも外国から最新のIT技術を学ぶということを政府主導で行う必要があります。
そして今いるIT技術者も大切にしなければなりません。
記事にもありますが付け焼き刃の人材確保をしたところで生産性の上がらない未経験者では人手不足を補うことはできません。
特にITという分野は一朝一夕で身につけることができない分野だと思っています。
多少なりとも知識のある人材をいかに伸ばしていくかが今後の分かれ道と言えるでしょう。
IT技術者の方は自分に自信を持ちましょう。
もしあなたを冷遇するような会社があればすぐに辞めましょう。
IT技術を持っている以上、食いっぱぐれすることはまずありません。