退職代行サービスとかいう闇

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つい先日会社に辞意を表明したばかりの私ですが、退職代行サービスの存在はもちろん知っていました。

その上で利用する理由はまったくないことが初めからわかりきっていたので検討することすらしてませんでした。

会社に「辞める」と一言いうだけのために5万円も払えません。しかし需要があるからこういったサービスが存在しているわけですし、昨今は乱立しているとさえいわれています。

需要があるだけでなく実際に利用した人も少なからずいるんでしょう。

からしたら利用する人の気持ちがまったくわかりません。上記の記事にいくつか理由が書いてあるので見てみます。

 

ケース1 「パワハラ上司」への恐怖から退職できない

パワハラ上司は退職を切り出せない理由だけでなく、退職する理由の直接原因になっていることが多いそう。

幸い私はパワハラ上司を持ったことがありません。持ったことがないだけでなく、他部署の上司など含めて見掛けたことすらありません。

ですのでパワハラ上司がどれほどまで嫌な存在であるか推測で語るしかないのですが、パワハラ上司だからこそ自分で辞意を表明するべきだとは思います。

日常的にパワハラをされて嫌な思いをしているその思いの丈を思い切りぶち撒けるいい機会だと思うのです。

円満退職というわけではなくなりますが、退職後もパワハラ上司なんかと良好な関係を保ちたい人などいないからそれでも構わないでしょう。

 

ケース2 引き継ぎが完了するまで退職できない

仕事が属人化されており引き継ぎのためのマニュアル作成などをさせられるため、退職できたとしても引き伸ばされたりするそう。

まず退職にあたって引き継ぎは当たり前のことです。マニュアルがないなら作るしかないでしょう。

マニュアル作成は退職を切り出す前から作ることだって可能なはずです。コツコツと準備すれば引き継ぎに手間取ることはそうないことだと思います。

 

ケース3 のらりくらりと退職話をかわされて退職できない

のらりくらりとかわす上司には強硬的な態度に出るしかないでしょう。はっきりと期限を決めるよう言質を取るべきです。

あるいは別の上司にも相談することも考えられます。直属の上司が課長だとしたら、その上の部長でもいいですし、別の課の課長でもいいです。

それでもだめなら人事課や総務部に相談する方法もあります。要するに視野を拡げることです。

 

総括

私ならこうするという話ですが、退職代行サービスを利用するような人たちはこういったことができないからこそ利用せざるを得ないんでしょうね。

私は意外と意志が強いほうですからすぐに強硬的な手段を考え、また実行に移すことも苦ではありません。

世の中には強硬的な手段を考えついても性格的にできないという人がたくさんいるんでしょう。特に日本にはそういう人が多いのかもしれません。

しかし退職に際して意図的に意志を強く持つ方法があります。

それは退職せざるを得ない状況を自らに課すこと。

具体的には転職先を決めてしまうことや引っ越し先を決めてしまうことです。

○月○日に転職先で働き始めることが決まっている、あるいは引っ越し先に入居する日が決まっているという状況を無理にでも作ってしまえば、何が何でもその日までに退職する必要が出てきます。

方法は何でも構いません。退職に対する本気度をあげることが重要です。

退職せざるを得ない状況を作ったらそれを上司に伝えましょう。

そういう状況はもとより、上司に「あ、こいつは本気で辞める気だな」と思わせられることができます。そう思わせてしまえばそこまで無理な引き留めはされないはず。

以上、2回の退職経験者からのアドバイスでした。