子供の頃に見た32歳は完全に大人だった

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先日、32回目の誕生日を迎えてしまいました。

子供の頃に見た32歳といえば完全に大人で、彼らは毎日会社に行き家族を養うために一生懸命働いていました。

自分の趣味など二の次、愛する妻と子のため毎夜残業に勤しんでいる、そんなイメージでした。

実際に32歳になってしまった自分はどうでしょう。

愛すべき女性などいないし当然子どももありません。平日は定時までの仕事をひーこら言いながらなんとかこなし、休日は体力回復だけで時間が過ぎていきます。

4月からフリーランスになるなどといって東京に行くつもりで、我ながらいつまでフラフラしてるんだという思いになります。

精神的にも未熟です。きっと精神が幼いから結婚できないんでしょうね…

何事も日和見的で仕事に対する熱意などありません。大過なく適当に過ぎていけばそれで良しと思っています。

子供の頃にイメージしていた32歳になれているとはお世辞にも言えません。

いや、むしろイメージと正反対の人物像になってしまっているとすら言えます。

そんな私なんかのために会社の同僚たちが誕生日会を開いてくれました。

誕生日会というか、誕生日にかこつけたただの飲み会だったんですけどね。一応主賓だったのでお金は払わずに済みました。

後輩から誕生日プレゼントまで貰ってしまいました😭

私は周りの人たちに恵まれていると本当に思います。最近は特にそう思うことが多いです。

そんな周りの人たちに私はなにかできているんだろうか。きっと何もできていません。与えられるばかりの日々です。自己嫌悪に陥ります。

与えられるだけでなく与えることが大事だという当たり前のことに32歳になってようやく気付きました。

会社を辞めるその日まで、同僚たちに報いられるよう少しでも恩返ししていきます…