地元の友達はかけがえのない存在だと再認識

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その日、いつもどおり定時ダッシュをキメて家でくつろいでいると友達から電話がありました。

この友達とはよくご飯に行ったりするんですが、私が土日休みなのに対して彼は平日休みなのでなかなかお互いの都合が合わなく、特にここ最近は忙しいこともあり全然会えていませんでした。

電話で話すことも久しぶりだったので、会って少し近況報告をしようということになりました。

私の方も東京に行ってフリーランスになることは伝えておきたいと前々から思っていたのでちょうどいい機会でした。

まずは彼の近況を聞きました。

「どう、最近?」

「実は、会社辞めたんよ」

そういえば一年くらい前に彼から今の会社を辞めたいという話を聞いていました。

一年くらい前は実際に転職活動をしようとしているところで、職務経歴書の書き方などを聞かれていました。

その後ついに転職先が決まり、つい先日会社に辞表を出してきたとのことでした。家族以外ではまず最初に私に伝えてくれたそうです。

彼には養わなければならない妻と子供がいるので転職には相当勇気がいったことでしょう。彼の転職がうまくいくことを心から願っています。

友達が会社を辞めるという話をしてくれたので、その流れで私も会社を辞めることを話しました。そして東京に行きフリーランスになることも。

「4月から東京に行ってフリーランスになるつもり」

「えっ…」

予想以上にショックを受けた様子でした。

「寂しくなるな…」

彼は転職をすることで平日休みから土日休みになるとのことでした。今はなかなか合わないお互いの休みが転職してようやく合うようになるだろうという矢先の話だったのでよりショックが大きかったみたいです。

今年に入ってから徐々に東京に行くことを周りに打ち明けていますが、周りが予想以上に寂しそうにするので私の心まで痛みます。

幼い頃から付き合いのある友達はかけがえのないものです。この先何十年生きるかわかりませんが、親を除けば地元の友達以上に信頼できる人が現れることはまずないでしょう。

気の置けない友達がいる地元をまた離れなければならないのは心寂しいものです。しかし一度フリーランスになることを決めた以上、最低でも一年はフリーランスとしてがんばろうと思います。