先日、会社に辞意を表明しました。
猛烈に引き留められるんじゃないかと心配していましたがそんなことは一切なく、あっさりと聞き入れてもらえました。
IT派遣業界は移り変わりの激しい業界なので基本的に去る者は追わず来る者は拒まずの精神なんでしょう。
それはともかく、派遣先へはなるべく早くに話をしてもらうよう要請しました。
派遣先ではそろそろ次年度案件の話が浮上してくる時期であり、次年度案件にアサインされてしまう可能性があります。
仮に次年度案件にアサインされたところで会社を辞められなくなるということにはならないにしても、代わりの人をアサインする必要が出てくるので、派遣先に迷惑をかける事になります。
そうならないために早めに派遣先にも辞意を表明しておく必要があります。
会社に辞意を表明してから数日後、どうやら派遣先にも私が会社を辞めることが伝わったようです。
先日、私が仕事をしていると、チームリーダーが私のところへやってきて耳元で囁いてきました。
「今日、アフター空いてる?」
一瞬で察しました。遂に派遣先にも会社を辞めることが伝わったんだなと。
派遣先にも会社を辞めることが伝われば、新たな面倒事などを押し付けられなくなるというメリットがあります。
普通、辞めていなくなる人にわざわざ新しい仕事は振らないでしょう。
これからは今抱えている案件に全力注入してさえいればいいことになります。
あとは会社を去るそのときまでたゆたう藻屑のように流れに身を任せるのみです。
ちなみにチームリーダーのお誘いは断りました。