友人たちにフリーランスになることを宣言

f:id:whitia1:20190105141958j:plain

友人たちと新年会をしました。

彼らとは保育園のときからの付き合いで、私が東京にいたときも、長期連休で地元に帰ってきたときなどには必ず集まって馬鹿騒ぎしていたほどの仲です。

私が東京の会社を辞めて地元に戻ってきたときは、これでいつでも集まれるなと喜んでくれました。

実際、それからは定期的に集まって夜遅くまで馬鹿騒ぎをしていました。みんな社会人でなかなか時間が合わないというのに、無理して時間を作って集まったりしていました。

しかしその日、私は彼らに再び東京へ行くことを告げるつもりでいました。

夜も深まった頃、そろそろ新年会がお開きになりそうな雰囲気だったので、私は切り出しました。

「えー、報告があります。実は、また東京に行くことになりました」

一同、シーン。気まずい…

やがて友人のひとりがポツリと一言。

「…そうか、寂しくなるな」

他の友人たちも口を開きます。

「行く前に送別会しなきゃな!餞別は何がいい?長門のフィギュア?」

「俺、送別会の日に有休とるわ」

「東京に行ってもたまには帰ってくるんだろ?」

みんな、ありがとう… でも、長門のフィギュアはいらないや…

長門のフィギュアとは、涼宮ハルヒの憂鬱というアニメに出てくる長門有希というキャラのフィギュアのこと。初めて東京に行くときに友人にもらった。

東京に行く理由を聞かれたので、フリーランスになるためだと言うと、皆驚いた後、応援すると言ってくれました。

こんな優しい友人たちがいてくれて、本当に良かった…

しかし、これでもう後には引けなくなりました。リアルでフリーランスになることを誰かに宣言するのはこれが初めてです。

友人たちの手前、今さら怖じ気付いてフリーランスになることを撤回するわけにはいかない。

フリーランスになって資産形成ができたらまた地元に戻ってこようと誓う私であった…