IT従事者の進むべき道(1) -ベンチャー企業-

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以前、以下の記事を書きました。

whitia.hatenablog.jp

この記事では、ITエンジニアが選択すべき3つの選択肢を挙げ、どの道に進むか迷っていることを書きました。

3つの選択肢とは、すなわち、

の3つなのですが、一応、以下の選択肢もあることを忘れていました。

ですがまあ、この選択肢を選択することはないでしょうね。向上心のある人ならいいですが、仕事はお金を稼ぐ手段と割り切っている私には合わないでしょう。

仮にベンチャー企業に入ったところで、会社側も私のような無気力人間などいらないでしょうしね。そもそも採用されないか。

東京時代の先輩にベンチャー企業に転職した人がいますが、その人は自分で勉強会を開催するほど精力的な人でしたからね。私も誘われて何回か勉強会に参加しましたが、今思えば先輩に利用されただけだった気がしています。つまり、転職する際に「勉強会を主催した」という実績作りがしたかっただけなのではないかと。中身はなんでも良かったんでしょう。

要するに、ベンチャー企業はそういう人材を求めているだろうし、そういう人材こそが目指す場所というわけです。

同じような言葉にスタートアップ企業というものがあります。

厳密には異なる意味を持ちますが、広義にはベンチャー企業と同じ意味といっても差し支えありません。

スタートアップ企業は必ず事業内容に革新性を持たせなければなりませんが、ベンチャー企業の事業内容は必ずしも革新性を持たせる必要はありません。

既存の仕組みにはない独自性を持ったサービスを世の中に打ち出していく、という思想がスタートアップ企業にはあります。

世の中には既に出回っているけど、多少の付加価値をつけた新たなサービスで業界に参加していくのがベンチャー企業です。

狭義にはこのような違いがありますが、まあだいたい同じようなものです。

共通して言えるのは、意識の低い人(私)には向いていないということです。

現実ベースで考えたとき、大事なのは年収と残業の有無です。

まず、年収はピンキリでしょう。

一昔前のソシャゲ界隈のように、一度ゲームをリリースしてしまえば、後は適当なイラストレーターが安い賃金で提供してくれる絵をアップデートで追加していくだけで莫大なお金が入ってくる、というような景気のいい業界なら年収はいいでしょう。

しかし、ユーザーの極端に少ないWebサービスの運営をしているような会社ならば年収は低いことが予想されます。

では、残業の有無はどうでしょうか。

おそらく、年収の如何にかかわらず、多いのではないでしょうか。

とあるベンチャー企業の社員は、毎日、深夜2時ごろまで仕事をし、終わったらそのまま同僚と飲みに行き、2~3時間寝た後、また仕事をするというような生活をしていたらしいです。

しかも、その社員いわく「充実していて、楽しかった」と言っていたそうです。

ここまでくると、もはや人種が違いますよね。サイバイマンとサイヤ人くらい違います。私がサイバイマンです。

私は残業を1時間すると寿命が3日減るという呪いをかけられているので、残業の多い会社では働くことができないんです。

いくら給料が良かったとしても、残業が当たり前になっているようなブラック企業では絶対に働きません。存在していることすら腹立たしい。

「オレっち、今月こんなに残業しちったよ~(笑)」と悦に入っているブラック社員にも消えてほしい。

現実ベースに考えた場合にも選択肢としてはありえないということがはっきりしました。

残りの選択肢についても、自分の考えをまとめたいと思います。