現実世界でもアーリーリタイアについて語りたい

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私はこのブログで公開している通り、資産形成をしてあわよくばアーリーリタイアができたらいいなと思っています。

そのために、転職による収入増を目指したり、投資をして不労所得を得ようとしたりしています。

そういったジャンルのブログは探せば山ほど見つかります。そういったブログを見ていると、自分はひとりじゃないんだなと安心できます。

しかし、それはネットを介して見ている虚像かもしれません。極論、誰かの創作日記を見ているだけなのかもしれないのです。

外に出ると、そこには立派に社会人をしている人で溢れかえっており、アーリーリタイアを目指すどころか、そんな言葉すら知らなそうな人たちばかりです。

平日は明るいオフィスで同僚と軽妙なトークを交わしながら仕事をし、土日は恋人や家族と一緒に日帰り旅行などを楽しむ… 道行く人々はみんなリア充に見えます。悔しい…

ネットにはあんなにたくさんのアーリーリタイア志願者がいたじゃないか、その人たちはいったい、現実世界のどこにいるんだ…?

 

先日、顧客のひとりから案件のスケジュールについて打合せがしたい、と個別に連絡があったので打合せをしました。

この顧客は私と年齢が近いため、会議後などによく立ち話をします。主にお互いの上司についての悪口で盛り上がります。

打合せがだいたい終わったので軽く雑談が始まったのですが、話の流れでお互いの転職について話題がシフトしました。

この顧客も私と同じく、東京の会社を辞め、今の会社に転職したそうです。まあ、転職先の会社の規模がぜんぜん違うので、今の境遇は別物ですが…

私が今の会社に不満を持っており、また転職するつもりであることや、ゆくゆくは働くこと自体をやめるつもりであること、そのために資産形成をしていることを話しました。

すると、顧客が一言。

 

「僕も投資とふるさと納税してますよ」

詳しく話を聞くと、どうやら個別株に投資しているようです。私は何も考えずインデックス投資しているので、個別株に投資している人はすごいと思ってます。企業研究とかめんどくさそうじゃないですか。

この人はきっと、つみたてNISAやiDeCoもやってます。少なくとも制度の内容は把握しているでしょう。

しかし、私のようにアーリーリタイアを目指しているということはないでしょう。なぜなら今現在、大企業に勤めているのだから。せっかくいい会社に入ったのに、それを捨てるアーリーリタイアという選択肢はとらないでしょう。

この顧客とは前から話が合うと思っていましたが、これほどまでお互いの興味が一致しているとは思いませんでした。

それは向こうも同じだったようで、今度ゆっくり話そうということになり、飲みに行くことになりました(私はお酒は飲みませんが)。

残念ながらアーリーリタイア志願者というわけではなさそうですが、それに近いであろう人と現実世界で出会うことができました。私が見ていたのは創作日記なんかじゃなかったんだ…