11月の第3日曜日は「家族の日」で、その前後1週間を「家族の週間」というらしいです。
知ってましたか?私は知りませんでした。
明後日に「家族の日」を控える今日、私の派遣先の会社は全社的定時退社日として定時で帰ることと決まっています。
しかし、気になるのは「全社的」という点。みんなが一斉に帰ろうとすると、駐車場が大混雑するに決まっています。
いつだったか駐車場が大混雑した日があって、その日は駐車場を脱出するのに30~40分掛かりました。たかだか数百メートルしかないのに。
なので、大混雑を少しでも分散させるために、業務に都合のつく人は定時30分前に帰ってもいいことになっています。
私はもちろん定時30分前に帰る気満々だったんですが、一応、自社に電話して確認することにしました。
「~という事情で、本日は定時30分前に帰ります」
「うん、事情はわかった。他の人はどうするって?」
「○○さんは定時までいるそうです」
「う~ん、そこは全員が合わせてほしいな」
派遣先には私以外の自社の人間が2人います。その2人も定時30分前に帰るなら、定時30分前でもいいそう。
いったん電話を切り、2人を説得します。
「○○さん、今日は定時30分前に帰りましょう」(説得もくそもない)
「う~ん、わかったよ。でも、定時30分前に帰る程度のことに情熱注ぎすぎ(笑)」
私が嫌なのは大混雑です。車の中で何もせずに過ごす時間がもったいないし、敷地内は歩行者や自転車やバイクもたくさんいるので、敷地内の運転はより一層、神経を使うんです。
それに、この人だって本当は早く帰りたいはず。私が矢面に立って交渉していることに感謝して欲しいくらいです。
現に、もうひとりの自社の人は「僕は早く帰れて嬉しいよ」と言ってくれました。
もう一度、自社に電話します。
「全員の了解を得ました」
「うん、わかった。ただ、今回のような個人的な理由で時短になると会社も大変だから、それは覚えておいてね」
「派遣先の混雑回避という意図に従っただけなので、個人的な理由ではありません」
一言でも言い返さないと気がすまない私。
私は良かれと思って行動しただけなんですが、日頃の行いが悪いのか、どうもいい印象を持たれないことが多い。
今回も、自社の人間を代表して交渉した結果、私だけが悪者にされた気がしています。
私のことなどぞんざいに扱っても辞めはしないだろうと思ってるんでしょうね。
辞めるときが楽しみになってきた。