はじめに
私は現在、英語完全上達マップというメソッドに従って英語を勉強しています。
私の使用している参考書は以下の記事を参照してください。
始めて数ヶ月、まだまだ初学者の域を出ていないものの、少しずつ英語力がアップしている気がします。
今回は、私が実践している英語学習方法を具体的に説明します。
瞬間英作文はスピーキング能力を鍛える
私は現在、瞬間英作文という勉強法を行っています。
瞬間英作文では、簡単な日本語の文章をひたすら英訳していきます。使用する英文法は中学生レベルのごく簡単なものしかありません。
しかし、始めて見るとわかりますが、最初は英語がまったく出てこなくて、中学1年レベルの英訳をすることすらままなりません。
この瞬間英作文は、スピーキング能力を鍛えるためのものです。従って、日本語の文章を目で読み、英語の文章を声に出すという進め方をしていきます。
しかし、私はこの方法だとなかなか覚えられませんでした。
おそらく、この方法だと復習がしにくいからだと思います。つまり、日本語を英訳したあと答え合わせをするわけですが、よく冠詞や三単現のsが欠落していることがあります。声に出す方法だと形に残っていないので、冠詞の欠落に気付かない場合があるのです。
その結果、次も同じ間違いを犯し、なかなか定着しないことになります。
「声に出す」代わりに「キーボードで書く」
そこで、英訳はキーボードで行うことにしました。
パソコンでテキストエディタを開いておき、テキストの日本語を見ながらキーボードで英訳をタイプする。
この方法だと形に残るので、冠詞や三単現のsの欠落に確実に気付けます。
学生時代を思い出してください。授業中、黒板の内容をノートに書き写していたと思います。ただ書き写しただけで、割と覚えられたのではないでしょうか。
しかし、書くという行為はなかなか大変です。手が疲れるし、ノートを用意しなくてはいけません。
キーボードで文章を「書く」という行為ならば、そんなに手が疲れないし、もちろんノートもいりません。
文明の利器は有効に使用しましょう。
さいごに
私はこの「キーボードで書く」という勉強法で、瞬間英作文の学習スピードが格段にあがりました。スピードがあがっただけでなく、冠詞や三単現のsの欠落といった細かいミスも減らせるようになったと思います。
ひとつデメリットがあるとすれば、「声に出す」勉強法と比較し、スピーキング能力の向上には劣るということです。
なので、「キーボードで書く」勉強法である程度定着してきたと思ったら、「声に出す」勉強法も取り入れる必要があると思っています。