暇すぎるのも嫌だが、忙しすぎるのはもっと嫌

今日は最悪でした。

私の職業はSE(ときどきPG)です。

SEという職業は、顧客からシステムの要望を聞き出し、システム要件を定義し、PGに発注するのが主な仕事です。

昨日の会議で少しスケジュール調整をする必要が出てきたので、今日の午前中にスケジュール調整会議を行いました。

その会議で唐突に顧客が今までとは異なる要望を要求してきました。

明らかに今までと言っていることが違うのに、さも「最初からこう要求していたんだが?」という体で話を進めるので、怒りを通り越して呆れてしまいました。

しかも、それでスケジュールが伸びるのかと思いきや、逆に縮めてほしいと言ってきました。

安易にタイトなスケジュールの案件を請けてしまうと、PGにも迷惑がかかります。

タイトなスケジュールで作らせたシステムは中途半端な出来になるのが目に見えています。そんな中途半端な出来のシステムを提供してしまうと、全員が不幸になるのは明白です。

顧客は中途半端なシステムを使わざるを得なくなるし、システム側はバグ対応や機能改修をする羽目になります。ときどき中途半端な出来のシステム改修案件もあるのですが、既存バグが多すぎて発狂しそうになるんですよね。

そういう理由で、そんな無茶な要求にすぐに応じられるわけはなく、丁重にお断りしました。顧客からの信用は幾分か下がってしまったでしょうね。

でも、これで良かったと思っています。後悔なんて微塵もしてません。

だって、こんな案件請けちゃうと仕事が忙しくなるじゃないですか。残業だってする必要が出てくるかもしれません。

暇すぎるのも嫌ですが、忙しすぎるのはもっと嫌。程々が一番。